キャバクラ・ガールズバーなどのナイトワークの求人で度々見られる「体入(体験入店)」。
漠然としたイメージは持っていても、初めて体入をする人にとって具体的に想像するのは難しいですよね。
当記事では、
・体入とはいったい何なのか
・体入の具体的な流れ
・体入の相場
・体入時にしてはいけないことについて
・体入で必要な持ち物&禁止されている物
・体入で不採用になる理由
についてくわしく解説していきます。
体入とは?
体入(体験入店)とは「本入店の前に1日お試しで仕事をすること」を指します。また、面接で仮採用されないと『体入』をすることができません。
体入をするメリットは、以下が挙げられます。
- 1日のみの気軽なお試し勤務ができる
- お店の雰囲気、スタッフやキャストの様子がわかる
- 客層が自分に合うかを実際に働きながら見極められる
キャバクラやガールズバーは“自分自身”を売りにするお仕事です。
そのため自分に合わないお店を選んでしまうと、お店の雰囲気やお客さんに違和感を感じてしまい結局「指名が入らない」、「稼げない」ということが起こります。
指名もなく売上が悪いキャストを採用してもお店にとっても不利益になるため、“体入をすること”はお店側&女性側の双方にとってメリットがあると言えます。

コンカフェの体入については以下の記事で詳しく解説しています!
コンカフェ嬢として働くことを検討している人はぜひご覧ください。

キャバクラで体入する時の流れ

相談者さん
キャバクラの体験入店の大体の流れを教えてください。
キャバクラでの体入の基本的な流れを解説していきます。
出勤時は一緒に働く先輩キャストや男性スタッフに最大級の敬意を持って接することが鉄則です。
即日体入でない場合、出勤時間は言い渡されている時間よりも10分ほど早い時間が良いでしょう。
体入とはいえ、店に立って仕舞えばお客さんからすれば先輩・後輩関係なく“プロ”として見られます。
体入時の大まかな仕事の内容や流れは、店長や黒服(ボーイ)、先輩キャストから説明があるケースが多いです。
キャバクラには独自のテーブルマナーがあるため、仕事の説明はしっかりと聞いて疑問点があればこの時点で聞いておきましょう。
仕事の流れを把握したあとはヘアメイクをしたり、ドレスや制服への着替えを行います。お店によっては専属ヘアメイクがいることもあります。
キャバクラの体入時は有料でドレスの貸し出しをしているキャバクラもありますが、自分好みのドレスが着たい場合は持ち込みも可能です。
まれに私服勤務のキャバクラもあるため、面接の後に体入をすうことになってもそのまま勤務できるような華やかなファッションを心がけるようにしましょう。
実際にお客さんの接客をします。
キャバクラの体入であれば、お客さんの席につき隣で一緒にお酒を飲んだり、談笑したりして過ごします。
初めのうちは上手に話せなくて当然ですので、お礼と挨拶だけはきちんとできるように心がけましょう。
また体入の女性は、ほとんどの場合で先輩キャストのヘルプにつくことが多いです。先輩キャストの話し方をよく観察し、邪魔にならないように立ち回る必要があります。

勤務時間が短くなるケースもある
体入ではオープン~ラスト勤務が一般的ですが、勤務時間が短くなるケースもあります。
主な理由としては「お客さんが見込みより入らなかった」、「体入女性の接客態度が目に余る」などが挙げられます。「接客態度が目に余る」というのは下記などを指します。
- お客さんとあまりにも会話が続かない
- お客さんと会話を続けるやる気が見られない
- 先輩キャバ嬢を差し置いて会話に横入りしてしまう
こういった場合は、不採用の意味もかねて予定よりも早く退勤させられることがあります。
体入が終わったら、最後にお給料を受け取ります。ほとんどのお店では体入時の時給や日給が決まっていますが、体入時にもらったバックもプラスでもらえるお店もあります。
ただし注意点があります。たとえ体入だとしても『引かれもの(控除されるお金)』は必ずあります。
お給料から引かれるのが何かは店舗によって異なるため、事前に確認することが重要ですが基本的に下記のものがお給料から天引きされます。
- 所得税
- ヘアメイク代
- レンタルドレス代(レンタルした場合)
- 送り代(家まで送ってもらう場合)
- 厚生費(お店の光熱費や消耗品・雑費など)
ですので、求人に記載があった「体入時給はまるまる貰えるわけではない」ということを理解しておきましょう。
キャバクラで体入をする場合、終電のない1時や2時くらいに仕事が終わることが大半です。その場合、お店が出している車が家や最寄り駅まで送り届けてくれます。
また、お店側が「一緒に働きたい」、「この子は売れっ子になりそうだ、逃したくない」と感じた女性には、送りの車に乗り込む前に「本入店」についての相談があります。
残念ながら本採用を逃した女性には、なんの声かけもなく送りの車に乗せられてしまいます。不採用になる理由については「キャバクラ・ガールズバーの体入で不採用になる理由」をご確認ください。
逆に、体入してみたけど「やっぱりこのお店では働きたくないな」というケースもありますよね。そういう場合はどう断ればいいかについて、下記の記事を参考にしてくださいね。

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キャバクラの体入時給の相場

相談者さん
キャバクラの体入で時給4000円は高い方ですか?
相談者さんがどこに住んでいて、どのレベルのキャバクラで体入をするのかにもよりますが、単純に時給だけを見ると、キャバクラの体入で時給4,000円は普通と言えるでしょう。
キャバクラの体入時給の相場
- キャバクラの体入時給の相場:3,000円〜4,000円
- 高級キャバクラの場合:5,000円以上
キャバクラは、お店があるエリアによっても体入の時の時給が大きく異なります。都心部の繁華街であれば4,000円以上の体入時給が見込めますが、地方となるともう少し安くなる傾向にあります。
また、高級店やハイクラスの男性が集まるビジネス街にあるキャバクラは、求められる容姿・トークレベルも高くなる一方で、体入時給も高く設定されています。
ガールズバーの体入時給の相場
- ガールズバーの体入時給の相場:1,500円〜2,500円
ガールズバーの体入時給は、キャバクラに比べると半分程度の金額です。またキャバクラのようにエリアによって価格帯が大きく変動することもなく、比較的安定した金額を稼げます。
前提として、キャバクラ・ガールズバーどちらにも言えることですが「体入時給」と入店が決まってからの「本入時給」は異なります。
本入店したあとの時給よりも体入時給を安く設定している店舗もありますが、多くの場合は、応募者をたくさん獲得するために、体入時給の方を高く設定していることが一般的です。
また、本入店した時の営業の仕方や頑張りを見るため、体入時給からバックをつけているお店もあります。
キャバクラでは、「場内指名バック」や「ボトルバック」や「ドリンクバック」が、ガールズバーでは「ドリンクバック」が体入でもらえることもあります。

体入時給にバックが上乗せされると想定より高くお金を稼ぐこともできるので、頑張りがいがありますよね♪


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体入の時に絶対してはいけないこと3つ

体入の時にしてはいけないことが3つあります。

体入中とはいえ、お客さんからそのお店で働くキャバ嬢です。
ですのであくまでも接客のプロとしてお客さんをもてなし、先輩キャストのサポートに徹することが重要です。
1. 体入中であることはお客さんに言わない
体入をする場合に、ついつい「私、今日が初めてで体入中なんですよー!」とお客さんに話してしまいそうになりますがそれはNGです。
主な理由として、下記が挙げられます。
- お客さんに気を遣わせてしまう可能性がある
- お客さんをガッカリさせてしまう可能性がある
「あ、この子体入だからこっちから話題を作らないと」など思わせることはお金を払って楽しみに来ているお客さんからすれば苦痛以外の何者でもありません。
また体入というだけで「この子と話しても体入だから次はいないかもしれないんだな・・・」とガッカリさせてしまうことにもなりかねません。
キャストやスタッフが「この子体入なんで、優しくしてあげてください」と常連さんなどにお話ししている場合は、素直に「体入の〇〇です」と自己紹介しても大丈夫ですが、それ以外の場合は自らお客さんに伝えることはやめましょう。
2. お客さんと連絡先の交換はしない
体入でお試し勤務をしている女性がお客さんと親密になる必要はありません。
体入時に連絡先を交換してしまうと、もし別店舗での勤務を選んだ時に、お客さんを奪ってしまう可能性があるためです。
体入時は連絡先の交換をする必要がないので、スマホなどはあらかじめカバンの中にしまっておきましょう。
お客さんから連絡先を聞かれる場合や、断っても「いいじゃん、連絡先交換しようよ~!」と言ってくる場合もありますので、お店にとってベストな対応を前もって先輩キャストやスタッフに聞いておきましょう。
3. お酒は飲みすぎない
体入時でも、お客さんからお酒などのドリンクをいただく場面は多くあります。
頑張り屋の女性は「少しでも飲んで売り上げに貢献しなくては・・・!」と考えてしまいますが、体入から本採用までの流れをスムーズにするためには飲み過ぎは厳禁です。
お酒を飲みすぎてベロベロになったり、つい大きな声で喋ってしまったりして「コンセプトとそぐわない」と判断されてしまうことは避けたいですよね。
また他のキャストやお客さんとトラブルを起こすなどの懸念を抱かせてしまう原因にもなります。ドリンクをもらって頑張るのは、本採用されて本入店してからにしておきましょう。
体入でしてはいけないことを理解したら
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キャバクラ・ガールズバーの体入で必要な持ち物は意外と多い

相談者さん
キャバクラの体入が決まったのですが持ち物を聞いたら
住民票と身分証明書と言われました。
そのほかに必要なものはないのでしょうか?
ナイトワークの求人には「会社&学校帰りにフラッと体入!」のように書いてあったりしますが、完全な手ぶらでは行けないと思っておきたほうが良いです。
体入時に必要な持ち物は意外とたくさんあるのでご紹介します。
体入で必ず必要な持ち物
キャバクラとガールズバーで体入をする時に必要になる持ち物をご紹介します。
面接のあとにすぐ体入をするケースが多いため、これらの持ち物はあらかじめ用意しておくと困ることがありませんよ。
1.顔写真付きの身分証明書
主に免許証や学生証、パスポートなど公的書類を求めることが多いです。
高級店になるとより女性の身元を明らかにするため、プラスで住民票の写しなどを要求されることもあります。
詳しくは「顔写真付きの身分証明書が無いと体入はできない」をご確認くださいね。
2.ハンカチ
お客さんのグラスについた水滴を拭うために使うので、女性らしく可愛い物を選びましょう。
3.メイク道具
キャバクラやガールズバーは魅せる仕事のため、美を保てるアイテムは携帯しておくべきです。
特にテカリを防止するプレストパウダーや、色が落ちにくい口紅は必須アイテムと言えます。
5.ボールペン
伝票を書く、空名刺に記名する、店頭での書類記入に使うなど、体入では必ず使うアイテムです。

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キャバクラで体入する場合にプラスで持っていきたい物

ここでは、ガールズバーの体入では必要ないですが、キャバクラで体入する時に必要になる持ち物をご紹介します。
キャバクラで体入をする人は、前の見出しで解説した持ち物に加えて、これから紹介する持ち物もあわせて持参していくと良いでしょう。
1.ドレスや靴(ヒール)
レンタルしているお店もありますが、衛生的でなかったり、サイズが合わないこともあるので持参した方が良いでしょう。
2.ポーチやミニバッグ
ボールペンやメイク直し用のコスメ、ライター、名刺、携帯などを入れておくための必須アイテムです。
店舗によってはバッグをレンタルしている場合もありますが、店舗にあるものはほとんどお古でダメージが激しいものもあるため、ドレスや靴同様に持参が好ましいです。
3.ヌーブラ
男性のお客さんを相手にするキャバクラでは、「胸元のボリューム」も立派な商売道具です。
ヌーブラはシリコンのパッドを肌に貼り付けてバストの肉を寄せ、豊かな胸元を演出してくれます。ドレスをキレイに着こなすためにもキャバ嬢にとって必須アイテムと言えます。
4.ストッキング
最近はキャバ嬢であっても生足で働くのはNGとする店舗も増えているため、キャバクラで体入をするときはストッキングを持っていた方が良いでしょう。
ストッキングはなるべく薄手のものを選ぶようにし、デニールは体入するキャバクラの基準を厳守しましょう。
5.ライター
タバコを吸わない人が増えたとはいえ、キャバクラには今もタバコを吸うお客さんが多く来店します。
キャバクラでは「お客さんのタバコに火をつける」ことも仕事の1つになるため、ライターはなくてはならない必須アイテムです。
ライターを選ぶ際は、空調の風で火が煽られにくいもの、火力が強すぎないものを心がけて選ぶといいでしょう。

また、最近増えている電子タバコや加熱式タバコを吸うお客さんに対しては、火をつけたり、灰皿を交換したりする必要はありません。

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キャバクラで体入する時に禁止されている持ち物もある

店舗内の雰囲気やキャバ嬢という仕事の関係上、キャバクラで体入する際に避けるべき持ち物も存在します。
1.黒色やダークカラーのドレス
キャバクラに限ったことではありませんが、男性向けの水商売において黒色やダークカラーのドレスは禁止となっている店舗が多いです。
主な理由は、店内の照明が暗いため、ダークカラーのドレスを纏っているとキャバ嬢の顔が暗く落ち込んで見えてしまうことです。
また細く見える黒は人気の色でもあるため、許可してしまうとキャバ嬢の大半が黒いドレスを着てしまい、店全体が辛気臭いものになってしまうリスクもあります。
2.カジュアルなサンダルやスニーカー
キャバクラでは、カジュアルなサンダルやスニーカーもNGとされています。
ラグジュアリーな空間と非日常体験を売りにしている多くのキャバクラでは、スニーカーなどのカジュアルな装いはフロアにそぐわないとされているためです。
店内ルールで「ハイヒールのみ、パンプスNG」「サンダルNG、ミュールOK」など、それぞれ異なるルールが細かく規定されているので、事前にキャバクラに確認してから体入に臨むようにしましょう。
3.派手柄ストッキング
個性を演出したい女性は、派手柄のストッキングを多く持っていたり、また好んで履きたいと考える方もいるかもしれません。
しかし、キャバクラにおいてキャバ嬢はキャバクラという非日常空間を彩る女神でなければなりません。そのため、個性が強すぎる派手柄のストッキングなどは、お店側から禁止される場合があります。
4.分厚い・黒色のストッキング
主な理由として「色気が出ない」ためです。
男性のお客さんは見えそうで見えないものに惹かれる傾向があるため、『完全に肌が見えない分厚い・黒色のストッキング』は禁止されているケースが多いでしょう。
どうしても寒い時などは、肌色のシークレットタイツなどなるべくストッキングに近いものを選び、セクシーさを損なわないようにしましょう。
5.大金、ブランドもの
大金やブランドものを持ち込むことは、盗難の危険があるため絶対にやめましょう。
キャバクラ体入時の持ち物としてNGというよりは、ロッカーなどが完備されていないキャバクラも多いため『防犯上持ち込まない方が良い』というのが理由です。

こういったルールは暗黙の了解であることが多いですが、体入前に知識として頭の片隅に留めておきましょう。
体入は顔写真付きの身分証明書が無いとできない

キャバクラやガールズバーでは法律により「身分証明書」の提出が義務付けられています。
法律上18歳から勤務ができるキャバクラやガールズバーですが、飲酒を伴う仕事のため18歳・19歳女性には顔写真付きの身分証明書の提出を求める店舗は多くあります。
この場合の身分証明書はコピーではなく、必ず原本を持っていくようにしましょう。

身分証明書として効力があるものはコレ!
「顔写真付きの身分証明書」とは、顔写真の確認できるもの+そのほかの書類が揃っていれば認められます。
身分証明書として効力がある書類は、以下のようなものがあります。
パスポート
パスポートは顔写真の他に、あらゆる個人情報が詰まっているため、身分証明書として十分な効力を持っている書類です。
パスポートには3年~10年の「有効期限」が存在するため、提出する際は期限内であることを確認してから持っていくようにしましょう。
運転免許証
運転免許証には顔写真の他に住所、氏名、生年月日など重要なことが多く記載されているため、十分に活用できます。
運転免許証にも有効期限があるため、こちらも期限内であることを確認して持っていきましょう。
マイナンバーカード
最近導入されたマイナンバーカードは、様々な個人情報と紐づけられている非常に重要な身分証明書です。
顔写真もついている上、国が発行しているという点でパスポートと同列に身分証明書としての効力が高いため、マイナンバーカードがあれば身分証明書の細かい提出は求められないでしょう。
本籍地記載のある住民票
本籍地とは、住所とは違い「戸籍がどこで管理されているか」を証明する手段のことです。
水商売の就労は日本人もしくは永住権のある外国人に限られるため、店舗は体入希望者の国籍を把握しておくよう法律で定められています。
お店側は、体入希望者が日本に籍を置いているか否かを確認・保管しておく必要があるため、必ず「本籍地」の記載がある住民票の提出が求められます。
顔写真付きの身分証明書が提出できない場合でも、本籍地が記載されている住民票と、氏名や住所が一致している別の顔写真付きの書類があれば身分証の代わりとして効力を発揮します。

本籍地の記載された書類の提出が求められない店舗はブラックということになりますので、「面倒な書類がなくてラッキー」とは思わずに、面接に行く前に断るようにしましょう。
在留カード
在留カードとは、日本人と結婚している外国人か、日本に定住している日系人、留学生、技能実習生、企業に勤めている外国人に交付されるカードのことです。
主に、中長期滞在する外国人に交付されているもののため、観光目的や短期滞在者は対象外となるのが特徴です。
偽造防止のためのICカードが埋め込まれているなどしっかりとしたカードのため、在留カードもキャバクラなどのお店で体入する際に「顔写真付き身分証明書」として効力を発揮します。
特別永住者証明書
特別永住者証明書とは、主に朝鮮・台湾人が戦後に国籍を剥奪されたことを受け、一時剥奪された日本国籍を認め、「在留期間が法的に決定されるまでの間、在留資格を有することなく日本への滞在を許可する」ため、特例的に交付された日本への永住権です。
この権利は、特別永住者の子孫にも受け継がれ、既定の日数以内に市区町村長に申請することで得られます。また、16歳以上の申請者には顔写真付きのカードが発行されます。
この権利はやはり国が交付しているものであるため、顔写真付き身分証明書としての役割を十分に果たします。
身分証明書として使えないもの

体入では、あくまでも「顔写真」と「本籍地」を確認して本人であることを証明してもらわなくてはならないため、顔写真のついていない身分証明書は全く効果をなさず、体入を希望する女性の条件が良くても、お店側からはねられてしまうことがあります。
以下は、体入時に身分証明書として認められない書類の例です。
- タスポなど顔写真のない身分証全般
- 卒業アルバム、学生証、免許証“のみ”
- 本籍地記載のない住民票


キャバクラ・ガールズバーの体入で不採用になる理由3つ

相談者さん
ガールズバー落ちたんですが、何故だと思いますか?
2回体入しました。
2回目は、自分でティッシュ配って新規のお客様に来てもらいました。
正直、よく分からなかったので
一番大きいサイズのを頼み、時間も長くしてもらいました。
そこそこ結構喋れてたと思います。
愛嬌とぶりっ子は得意です。
お酒が飲めないので、大きいジョッキで(トータル5000円分、お客様が支払う)でウーロンハイの振りしてずっと麦茶を飲んでました笑
2回目にしては、そこそこ貢献してたと、勝手に自負してたんですが、どう思いますか?
面接を突破して体入したのに不採用になった場合、実際の働きぶりが店の方針と合わないと判断されたからかもしれません。
不採用になる主な要因は、以下の3点です。
1. 振る舞いやマナー
初対面の人にタメ口や上から目線で話をしないなどの基本的なマナーはもちろん、飲み方の綺麗さ、ガサツな感じの動き、立てる物音のうるささなど、女の子らしい振る舞いができているかも見られています。
リラックスは大切ですが、友達と話すようなくだけた接客をしていると「失礼な子」と捉えられ不採用になる確率が上がります。
2. 接客能力
お客さんは、お酒ではなく「あなたとの会話」にお金を払っています。ですので接客能力があまりにも低いと言うのも問題です。
最初は誰もが手探りのため接客が難しいのは分かりますが、あまりにも「会話を続ける気がみられない」、「お客さんに気を使わせて当然だと思っている」ような態度だと、コミュ力面でお断りされるかもしれません。
3. 場の作り方
いかに上手に場を作れているかも採用において重要な判断基準になります。
キャストが自分の話ばかりしていて「お客さんが聞き役」になっていたり、会話に入れないお客さんがいるのにそのままフォローせず放置しているなどは言語道断です。
基本的にお客さんに会話をしてもらい、自分が聞き役に徹することを意識して、適度に質問をまぜつつ、「会話に入れないお客さんはいないか」、「飲み物を飲み終わっているお客さんがいないか」など常に周囲に気を配る必要があります。
容姿が良く面接を突破できたとしても、体入後に不採用になるケースは実は多いです。
相談者さんのように「体入で十分に仕事ができた」と思ったとしてもそれは自己評価でしかなく、実際に店舗側のスタッフにどう映ったのかは分かりません。
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体入で不採用になったら心がけること

体入で不採用になった場合、自分自身を顧みてみましょう。
特にキャバクラ・ガールズバーなど水商売の経験がある女性は、前のお店のテンションをそのまま反映してしまいがちなので注意が必要です。
もし不採用になった理由を聞けるようなら、体入をしたお店に聞いてみるのもいいでしょう。
これといって不採用になる原因が思い当たらない場合は、体入をした店舗と自分の相性がただ単に合わなかっただけの場合もあります。
体入したあとに不採用になったとしてもあまりクヨクヨせず「縁がなかった」と割り切って次の求人を探してみる気持ちの持ち方が重要です。
不採用になっても気にせず次の求人を探そう!
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