もくじ
キャバクラで1日体入(体験入店)をする時の流れ

初めてキャバクラに体入する女性は、仕事の流れや内容がわからないため不安でいっぱいになっていますよね。
キャバクラの体入では、お店に行き、身支度をし、スタッフからの仕事の流れややるべきことの説明を受け、お客様につくという流れになっています。
とはいえ「イメージはできるけど、もっと具体的な体入の流れを知りたい」と、考える女性は少なくありません。
キャバクラの体入の流れを頭の中でイメージトレーニングができれば、何も知らないよりずっと心の準備もできますよね。

この記事では、キャバクラの体入での一連の流れを細かく説明しています。
1) 先輩キャバ嬢やスタッフに軽く自己紹介と挨拶をする
キャバクラの体入の最初の流れは、まず出勤することから始まります。キャバクラの体入とはいえ、出勤時は一緒に働く先輩キャバ嬢やスタッフに最大級の敬意を持って接することが鉄則です。
即日体入でない場合、出勤時間は体入時に言い渡されている時間よりも10分ほど早い時間が良いでしょう。
◼️ともかく挨拶は大切
体入の流れをよくするために、忘れてはいけないのは挨拶です。体入で出勤してからは店長やオーナーをはじめ、先輩キャバ嬢やこれから指導を受けるスタッフのなるべく全員に、挨拶と自己紹介をしておきましょう。
キャバクラは店舗も業界も狭い世界なので、良い印象を残して置いて悪いことはありません。
◼️10分前行動が好印象
キャバクラの体入では「仕事に慣れておきたいからなるべく早めに行かなきゃ!」と考える女性は少なくありません。
それ自体は悪いことではないのですが、張り切りすぎて30分前、1時間前など、オープンよりずっと早い時間に待機することはやめましょう。
あまりに早い時間などはお店自体が空いていない可能性もありますし、スタッフさんによるオープン作業などの邪魔になることもありますので、言い渡されている体入時間の10分前に出勤するとキャバクラの従業員の負担にもならず、良い流れで体入をスタートすることができます。
2) キャバ嬢としての最低限やるべき仕事の説明・レクチャーをうける
体入する店舗に到着した後は、スタッフや先輩キャバ嬢から仕事の流れを説明・レクチャーされるのでしっかりと聞いておきましょう。
質問などは、この時にまとめて聞いておくと後で困らないため、あらかじめ疑問点・不安点は書き出しておきましょう。
◼️スタッフや先輩からレクチャー
キャバクラの体入時は、私物置き場や更衣室、トイレといった店内の案内や、出勤してからの準備の流れ、お客様へ接客する際の会話のコツや接待のタイミングなど、キャバ嬢としてフロアに立つまでの大まかな流れを説明されます。
この時のレクチャーは、キャバクラならではの動き方や店舗独自のルールなど、大切なことを説明していますので、しっかりと聞きましょう。
◼️わからないことはこの時に質問
初めてでわからないことがいきなり出てくるかもしれませんが、お客様に非日常を味わっていただいている接客中に、スタッフや先輩キャバ嬢にあれこれ質問することは流れをとめ、疎まれる可能性があります。
わからないことや不安な点は出勤前に書き出しておき、体入が始まる前に質問しておくようにしましょう。
3) キャバドレスに着替える&ヘアメイク
キャバクラではお客様に非日常を存分に楽しんでもらうため、キャバ嬢は天女のように美しく着飾る必要があります。
お化粧はもちろんヘアメイクも入念に行いますが、キャバクラによっては専属ヘアメイクがいることもあります。
◼️専属ヘアメイクがいる店舗もある
体入する前にキャバクラから事前連絡がありますが、大きな店舗や高級キャバクラなどはキャバクラに専属ヘアメイクを控えさせている場合があります。
この場合は自分で入念にセットしてしまうとヘアメイクさんによるアレンジが大変なので、事前に確認した上で合わせるようにしましょう。
◼️巻き下ろしNGのキャバクラもある
巻き下ろしとは、髪をカールさせてゆるりと背中に滑らせた髪型のことを言います。
顔周りに華やかさをプラスし、小顔効果もある人気のヘアスタイルですが、高級クラブなどの一部店舗では不潔感があるとして禁止されている場合もあります。
体入するキャバクラが巻き下ろしNGかどうか自信がない場合は、ハーフアップかアップスタイルでセットしておくと無難です。
4) 来店したお客さんの接客につく
キャバクラ体入の流れも掴み、身だしなみも整え、キャバ嬢としてフロアに立つ準備ができました。残るは、ご来店されたお客様と楽しく会話するだけです。
キャバクラの体入では、ほとんどが先輩キャバ嬢のヘルプとしてお席に着くことになります。
そのため、先輩キャバ嬢の動きや会話を見ながら相槌を打ったり、お客様と先輩キャバ嬢から意見を求められた時に話をするなどしておけばキャバクラの体入で仕事の流れを十分掴むことができます。
5) 体験入店終了
緊張のキャバクラ体入が終了しました。
キャバクラの体入では、キャバ嬢希望者にオープン〜ラストで勤務してもらう場合が大半ですが、客入りが少ないなどの理由で勤務時間が短くなることもあります。
◼️オープン〜ラスト勤務がベター
キャバクラの体入では仕事の流れを掴んでもらうため、開店時間から閉店時間まで勤務してもらう場合が大半です。
もちろん、体入女性の都合に合わせ、終電上がりも遅出出勤も認められていますが、キャバクラ側も女性の接客態度などをしっかりと見る必要があるため、あえて勤務時間を長くしているという側面があります。
◼️勤務時間が短くなるケースも(客入りが悪い、接客がいまいちなど)
オープン〜ラスト勤務が一般的なキャバクラ体入ですが、勤務時間が短くなるケースもあります。
主な理由としては「お客様が見込みより入らなかった」、「体入女性の接客態度や流れが目に余る」などが挙げられます。
「接客態度や流れが目に余る」というのは、お客様とあまりにも会話が続かない、もしくは続けるやる気が見られない場合や、先輩キャバ嬢を差し置いて会話に横入りしてしまう場合、不採用の意味もかねて早く退勤させられることがあります。
6) 体入で働いた分のお給料をもらって帰宅
キャバクラの体入が終わり、お給料をもらっていよいよ帰宅です。採用の可否は、帰宅間際にそれとなくわかることが多いので、最後まで気を抜かずに頑張りましょう。
◼️お給料の金額が正しいか確認
キャバクラ体入では、お給料が謎の天引きをされているなどのトラブルが起こることもあります。
例えば、
- ヘアメイク代
- 日払い手数料
- 送り代
などです。
聞かされていた金額よりも少ないなどあると今後のトラブルになりますので、いやらしいとは思わずに金額はきちんと確認することをおすすめします。
もし、いただいたお給料の金額に不備や疑問点があれば、その場でやんわりと質問するようにしましょう。
◼️送りの車に乗り込んで帰宅
キャバクラの閉店は終電のない1時や2時であることが大半ですので、キャバクラのある場所より遠くに住んでいるキャバ嬢や電車で行き来しないとならない距離の女性には「送り」といって、キャバクラが出している車が家や最寄り駅まで送り届けてくれます。
また、体入を無事通過しキャバクラ側が「一緒に働きたい」と感じた女性には、送りの車に乗り込む前に翌日以降のシフトについて相談があります。
残念ながら本採用を逃した女性には、なんの声かけもなく送りの車に乗せられてしまいます。
体験入店中のキャバ嬢がしてはいけないこと

キャバクラに体入する際、キャバ嬢としてフロアに出る時にしてはいけないことがいくつかあります。
キャバクラ体入時の流れをよくする掟は以下の3つの「ない」です。
- 体入中であることを言わない
- お客様と連絡先交換をしない
- お酒を飲みすぎて泥酔しない
ここでは、この3つについて詳しく解説していきます。
体験入店中であることはお客さんに言わない
キャバクラに体入時、キャバ嬢としてフロアに立てることが嬉しくて、また緊張してしまって、ついつい体入であることをお客様に話してしまいそうになりますが、それはNGです。
主な理由として、お客様に気を遣わせてしまうということが挙げられます。
◼️キャストやスタッフから紹介されたら話す
キャバクラの体入であることを自分から言うのは、キャバクラという空間における非日常性を奪ってしまうことになるため、自ら言い廻ることはやめましょう。
キャストやスタッフが「この子体入なんで、優しくしてあげてください」と常連様などにお話ししている場合は、素直に「体入の〇〇です」と自己紹介しても大丈夫です。
◼️気を遣わせるので自分からは言わない
キャバクラ体入であることを自ら申告するのは、お客様に気を遣わせてしまうというあってはならないことを引き起こしてしまいます。
「あ、この子体入だからこっちから話題を作らないと」など思われてしまうのは、キャバ嬢としてはありがたいですが、お金を払って楽しみに来ているお客様からすれば苦痛以外の何者でもありません。
フロアに立つ以上はプロとしての意識を持ち、お客様を楽しませることに全力を注ぎましょう。
お客さんと連絡先の交換はしない
キャバクラ体入時は、お客様と連絡先の交換をすることはお店からの印象を悪くしてしまいます。
もしあなたがキャバクラ体入でその店舗を選ばず別のキャバクラを選んだ時、あなたを気に入ったお客様を引き抜いてしまう可能性があるためです。
◼️体入時の交換はお店の不利益になる
キャバクラ体入では、お客様と親密になる必要性はかなり低くなっています。
体入時に連絡先を交換してしまうと、もし別店舗での勤務を選んだ時にお客様の流れを狂わせてしまう可能性があるため、キャバクラ側から白い目で見られることがあります。
体入時は連絡先の交換をする必要がありませんので、スマホなどはあらかじめカバンの中にしまっておくなどしましょう。
◼️対応の仕方はスタッフに聞いておく
それでも、キャバクラの体入ではどうしても「連絡先交換しようよ」といって来る困ったお客様もいます。初めてキャバクラで体入する時、どうやって受け流していいか分かりかねますよね。
「携帯を持っていない」「新人だから許されていない」などの返答が用意されているかもしれませんが、ベストな対応は先輩キャバ嬢やスタッフが知っています。
思いつかない場合は、前もってスタッフに聞いておきましょう。
お酒は飲みすぎない
キャバクラの体入でも、お客様からお酒などドリンクをいただく場面は多くあります。
頑張り屋の女性は「少しでも飲んで売り上げに貢献しなくては」と考えてしまいますが、体入から本採用までの流れをスムーズにするためには飲み過ぎは厳禁。
激しい飲み方をしていると、キャバクラ側から眉をひそめられる原因にもなりかねません。
◼️勤務態度が悪いとみなされる
キャバクラの体入では、お店のカラーや目指しているコンセプトを推し量ることはなかなかできません。
そのため、お酒を飲みすぎてつい大きな声で喋ってしまうなどすると、「勤務態度が悪い」「コンセプトとそぐわない」と判断されてしまうことがあります。
また、体入女性に売上やボトルバックなどを求めてはいないため、盛り上げるのが上手な女性でも、キャバクラの体入時は猫をかぶっておしとやかにお酒をいただきましょう。
◼️泥酔は悪印象を残す可能性が
頑張りすぎてしまう女性の中には、キャバクラの体入で飲みすぎて泥酔してしまう方もいらっしゃいます。
泥酔はもちろん悪印象であるほか、酔った勢いでお客様と深い関係になってしまったり、お店でキャバ嬢やお客様とトラブルを起こすなどの懸念を抱かせてしまう原因になります。
泥酔するほど頑張ってしまうのは、本採用されてからにしておきましょう。

キャバクラの体験入店の流れを把握したら体入できる求人を探そう

キャバクラでの体入の流れをいざ知ってみると、そこまで未知の世界ではなく務めることができそうに感じられますよね。
とはいえ、キャバクラ未経験の女性にとって体入ができるかどうかはとても重要です。しかし体入なし、面接のみで合否を決めるキャバクラも少なくはありません。
応募して必ず体入があるキャバクラの求人の方が流れもわかりやすく、また働く上で安心感があるのは間違いないですよね。
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