キャバクラでは、たとえどんな人気キャバ嬢でも最初はみんなヘルプからのスタートでした。
キャバクラに興味があってこれから働こうとしていたり、キャバクラで働き始めたばかりだと、「正直ヘルプって何?」って思いますよね。
ヘルプは損ばかりだと思われがちですが、実はそうではありません。
ヘルプには「スーパーヘルプ」と呼ばれるヘルプ専門のキャバ嬢も存在するなど、意外と奥の深い重要な役割なんですよ♪
この記事では、
・そもそもヘルプとはどういうものなのか
・ルール・マナーやトーク術
・ありがちなトラブルへの対処法
など、知りたいけどなかなか情報が見つからなかった疑問について解説していきます。
キャバクラのヘルプとは?
キャバクラのヘルプをやる期間は、新人キャバ嬢にとって特に大事な期間です。この段階の働きかた次第で、その後のキャバ嬢人生が大きく変わるといっても過言ではありません。
フリーのお客さんにつく前の準備段階で、指名をたくさんもらって稼げるキャバ嬢になれるかどうかの最初の分かれ目になります。
新人の登竜門とはいえ、ヘルプはキャバクラ経営になくてはならない存在です。
まずは、ヘルプのキャバ嬢の役目・業務内容やお給料事情について解説します。
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ヘルプのキャバ嬢の役目とは?
相談者さん
キャバクラ用語なのか、「ヘルプ」ってどういう意味を
さす言葉なんですか?
キャバクラのヘルプとは、お客さんに指名されているキャバ嬢の代わりに接客を行う“つなぎの役目”です。
基本的には、まだ指名が取れない新人キャバ嬢のお仕事です。例えば、キャバクラの求人を見て応募し、体験入店から初めてそのお店で働く場合は、まずヘルプから始めるのが一般的になります。
また、お店に在籍しない派遣のキャバ嬢もヘルプがメインの業務になります。
キャバクラ派遣はメリットだらけ?在籍との掛け持ちは可能?なかにはヘルプをかって出る売れっ子キャバ嬢もいますが、それはレアケースです。
ヘルプのキャバ嬢が必要なケース1
例えば、自分を指名してくれるお客さん2組が同じ時間に来店したら、同時に対応することはできませんよね。指名キャバ嬢が、片方のお客さんに接客している間に、ヘルプのキャバ嬢がもう片方のお客さんに接客することになります。
ヘルプのキャバ嬢が必要なケース2
よくあるのは同伴出勤してきた際に、指名キャバ嬢が着替えている間、お客さんをひとりにせず場をつなぐといったパターンです。
ヘルプはつなぎ役とはいえ、“大切なお客さんをひとりぼっちにさせない”という重要な役割を担っています。
ヘルプの接客次第で、お客さんのお店に対する印象が大きく変わります。意外かもしれませんが、ヘルプの接客がお店の売上のカギを握っていると言っても過言ではありません。
ヘルプのキャバ嬢の業務内容
業務内容については、指名キャバ嬢と基本的に同じです。お酒を作ったりフードを取り分けたり、灰皿を交換したりします。
また、お客さん1人に対してキャバ嬢2人でつく場合など、ヘルプのキャバ嬢が指名キャバ嬢と一緒に接客することもあります。この時は雑務をこなしたり、さりげなく会話に参加したりしての盛り上げ役です。
なお、ボトルを空けたいけれど指名キャバ嬢ひとりでは難しい時、ヘルプがついて一緒に飲んでボトルを空にすることもあります。
大きく分けてヘルプが活躍する場は下記の2つありますが、あくまでも指名キャバ嬢が主役でヘルプは脇役。
- つなぎの場
- サポートの場
どちらにせよ立場をわきまえるバランス感覚が大切です。指名キャバ嬢の邪魔にならないような接客を心がけましょう!
ヘルプについた時のお給料は?ドリンクバックはある?
相談者さん
キャバクラでヘルプがドリンクを頼んだらそのバックはそのヘルプに入るのでしょうか?また、ヘルプがドリンクを頼むことで本指名の方の売り上げに貢献できることになるのですか?
キャバ嬢のお給料は『時給+歩合』のシステムになっています。
ですがヘルプにつく間はいわば研修期間にあたるので、歩合は発生せずにお給料は時給のみです。
また、たとえヘルプについた時いくらドリンクを頼んだとしても、ヘルプのキャバ嬢にドリンクバックは入りません。全て指名キャバ嬢の方にバックが入ります。(※店舗による)
腑に落ちないかもしれませんが、あくまでもヘルプはヘルプ。指名キャバ嬢のつなぎ役としてお客さんにつくので、ドリンクバックはヘルプキャバ嬢の歩合対象にはなりません。
結果として指名キャバ嬢の売上に貢献することになります。
これでは、ヘルプについてもキャバ嬢にとっては損しかないみたいですよね。でもそうではないんです。長い目で見たときにはちゃんと見返りが得られます。
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キャバクラでヘルプにつくキャバ嬢のメリット
実は、ヘルプにつくキャバ嬢にはたくさんのメリットがあります。
立ち位置としてはあくまで指名キャバ嬢のサポートなので、イマイチやる気が出ないかもしれません。しかし長い目で見たときのメリットは計り知れないものがあります。
それでは、ヘルプについた時のメリットを詳しく見ていきましょう。
レベルアップにつながる
ヘルプにつくことで接客でのトーク術やマナー、断り方や立ち居振る舞いなどを学んで、実力をつけていくことができます。
ヘルプは本当に様々なお客さんについて場数を踏んでいきます。
例えば、キャバ嬢に恋愛感情を抱くいわゆる色恋系のクセのあるおひとり様、女性客、丸椅子に案内されるような立場が一番下のお客さんの相手をすることもしばしば。
なかには、ボトル1本で粘り、女の子にドリンクも飲ませないようなお客さんもいます。
そういった一筋縄ではいかないお客さんを相手にすることによって、徐々に接客術も身につき、接客次第では、この手のお客さんが太客になることだってあります。
またしつこいお客さんからの連絡先交換や、アフターのお誘いなどをやんわり断る言い方も身につけていきましょう。
そしてお客さんに対して複数のキャバ嬢がつく場合は、勉強する絶好のチャンスです。頭をフル回転させて先輩キャバ嬢の接客を見て、お客さんに対しての接し方を学んでいきましょう。
お客さんから指名をもらえるということは、当然指名される理由があります。先輩キャバ嬢から良い意味で技術を盗んで、ひとつひとつ自分のものにしていきましょう。
この小さな積み重ねが後から見ると大きな結果を引き寄せます。ヘルプは一見損な役回りですが、長い目でみるとお得が満載です。
なお、本当にできる人気キャバ嬢はヘルプについてくれたキャバ嬢に対してもお礼を言います。
なぜなら『ヘルプがいなければ営業が成り立たず、ヘルプと良好な人間関係を作っておけば、ヘルプがほしい時に力になってもらえることを知っているから』です。
スキルのみならず、先輩キャバ嬢の周りへの気の遣い方についても見習っていきましょう。
お店や同僚・スタッフから信頼を獲得できる
ヘルプを頑張っていると、先輩キャバ嬢やスタッフ、お店から信頼を得ることができます。普段の仕事ぶりは、他のキャバ嬢やボーイに意外と見られているものです。
ヘルプでしっかりした接客をしておけば、先輩キャバ嬢がお客さんにお願いして場内指名を入れてくれたり(友情場内)、ボーイがフリー客へ優先的につけてくれたりするようになります。同時にお店からの信頼を得ることができ、時給アップにつながる可能性もあります。
そしてヘルプの席でドリンクをいただいた場合は指名キャバ嬢に必ずお礼を伝えておきましょう。
無視するキャバ嬢もいますが、そのやり取りの中でお客さんの情報をくれるキャバ嬢もいて、今後の接客の参考にすることもできます。
お客さんとしっかり距離感を保って接客し、周りからの信頼を得ておけば、自分に指名客ができて逆の立場になった時にヘルプに入ってくれるなど、きっと力になってくれるでしょう。
ヘルプのキャバ嬢は、“あの子ならどの席についても大丈夫”という信頼を勝ち取ることが今後生き残るためにとても重要になります。
キャバクラでは自分ひとりだけで仕事することはできません。あくまでもチームプレーで行う仕事です。周りからの信頼を得られるように、ヘルプとして自分ができることを精一杯積み重ねていきましょう。
お客さんの獲得につながることもある
相談者さん
キャバクラのヘルプの子でも楽しいですか?
やっぱ、指名の子じゃないとつまんない?
ヘルプにもよるんだろうけどねえ☆
「指名の子じゃないとつまんない」・・・それは逆にチャンスです!
ヘルプのキャストに対しては、初めの期待値が低いので接客次第で評価はうなぎのぼり。そのまま枝客獲得なんてことも十分ありえます。
ヘルプの席につく回数が増えるにつれて、枝客に接する機会も増えていきます。この際に仕事ぶりを気に入ってもらえれば枝客が指名してくれる可能性が高くなります。
またキャバクラでは、キャバ嬢が長い間同じお店で働くことはまれな入れ替わりの激しい世界です。そのため、先輩キャバ嬢が移店や退店することも日常茶飯事。
その時いなくなる指名キャバ嬢のお客さんを引き継ぐこともあります。
先輩キャバ嬢は信頼できる後輩に自分のお客さんを紹介したいと思うし、お客さんは『自分が指名していたキャバ嬢の紹介なら大丈夫だろう』と思うものです。
ヘルプをしたからといって、必ずしもお客さんの獲得に繋がるわけではありません。
しかし、指名キャストよりもつまらないという先入観のお客さんに対して、満足してもらえる接客をしたら一気に株が上がるので逆にチャンスと言えますね!
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ヘルプのキャバ嬢がやってはいけない6つのルール
相談者さん
キャバクラのヘルプに着いた時にLINEを交換するのはダメなんですか?
本指名の女の子の次のお気に入りみたいな感じで気に入ってくれてる方がいて、お客さん側から聞かれて交換してしまいました。
キャバクラはホストの様に永久指名では無いですし、複数の女の子を指名している方もいます。
良くないことなのでしょうか。
キャバクラの世界には暗黙の了解としてやってはいけないルールがあります。お店によっては、入店時に詳しく教えてくれないこともあるので、注意が必要です。
ここでは、それらの6つのルールを解説します。
1.連絡先交換(LINEも含む)
ヘルプのキャバ嬢がお客さんと連絡先を交換してはいけません。
電話番号・メールアドレス、当然LINEも含みます。お客さんから言われても断る必要があります。名刺を渡すなどの営業行為もNG。
連絡先の交換は、のちのち指名替えに繋がることもあり、トラブルの元になるので注意が必要です。
お客さんが指名キャバ嬢を変更すること自体は禁止ではありませんが、ヘルプのキャバ嬢がお客さんを横取りすることは暗黙のルールとしてやってはいけません。
どうしてもお客さんから連絡先を求められた場合は、お店のルールや減給処分になるなどの理由をつけてお断りしましょう。
2.スキンシップ
お客さんに対して、思わせぶりなスキンシップを取ることは控えるべきです。
お客さんもひとりの男性、露出が多くかわいい女性にベタベタされたら、指名嬢からヘルプ嬢に目移りしてしまうなんてこともあるでしょう。
そして指名替えに発展・・・そんなことになれば後が大変。指名キャバ嬢やお店から注意され、最悪お店に居られなくなる事態に発展することもあります。
お客さんに対しては、友人の彼氏と話すつもりで、一定の距離感を保って接客するのがポイントです。
3.ドリンクのおねだり
お客さんに自分からドリンクをおねだりすることもNGです。
もし、ドリンク代がかさんで予算オーバーになってしまうと、クレームに発展してしまう可能性もあります。
ただ自分からはNGですが、お客さんから言ってくれたらOKです。ここが、連絡先交換と違うところ。また指名キャバ嬢やボーイからいいと言われている場合も大丈夫です。
ただし、お客さんから勧められても一度はお断りするのが暗黙のルール。お客さんがどうしてもと言うからという状況が作れれば、指名キャバ嬢に対しても角が立ちにくくなります。
最後に席を立つ時、いただいたドリンクは全て飲んでから。そして改めてお客さんにお礼を言って、指名キャバ嬢にもドリンクをいただいたことを伝えておきましょう。
4.指名キャバ嬢の情報漏洩
指名キャバ嬢の情報は漏らさないように、細心の注意を払わなければなりません。具体的なことは話さないようにしましょう。
指名キャバ嬢がどんなことをどこまで話しているかがわからず、どんなキャラを演じているかもわからないからです。
同じ話でも自分が聞いている内容とお客さんに話している内容が違うこともあります。そこには、何か事情があるはずなので、絶対にタッチしてはいけません。
指名キャバ嬢については当たり障りのないように、良いところを褒めるぐらいに留めておきましょう。
また、同伴の情報も伏せておく必要があります。なぜなら、お客さんの嫉妬心から大きなトラブルになることもあるからです。
5.離席
たとえトイレに行きたくなったとしても、基本的に席を離れてはいけません。
お客さんをひとりぼっちにしないためについているのに、離れてしまってはヘルプの意味がありません。
もしどうしても我慢できなかったり、具合が悪くなってしまったりした場合は、ボーイを呼んで別の子にヘルプについてもらうことになります。
そうなるとお客さんやお店から信頼を失いチャンスも失ってしまうので、『事前にトイレを済ませておくこと』、『日頃から体調を整えておくこと』が大切です。
6.一緒に写真を撮ること(SNSに上げることも含む)
お客さんと写真を撮ったり、それをSNSに上げたりするのもいけません。
なぜならお客さんからしたら結婚していたり、彼女がいたり、様々な事情で写真に写りたくない人も多く、ましてやSNSにアップされるなんてもってのほかです。
それに指名のキャバ嬢を差し置いてお客さんと写真を撮るのは出過ぎた行為になります。あくまでもつなぎ役という立場を忘れないようにしましょう。
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ヘルプのキャバ嬢が知っておくべき3つのマナー
キャバ嬢がキャバクラのヘルプにつく際、知っておくべきマナーがあります。押さえておくとヘルプの仕事がスムーズに回るポイントを3つ紹介します。
1.テーブルはキレイにする
キャバ嬢としての基本ですね。
まずお客さんの前を第一に考えましょう。お客さんの前はグラスと灰皿のみで、それ以外のボトルやミネラルウォーターなどは自分の前に置いておきます。
ドリンクを作ったりフードを取り分けたりする仕事もあるので、あらかじめそれらを想定して、必要な業務をスムーズに行えるようにテーブルを整理しておくのがポイントです。
ただし指名キャバ嬢と一緒に付く場合、指名嬢がドリンクを作ったり、フードを取り分けたりする場合もあります。その場合は、指名嬢の前にボトルやフード一式を置くこともあります。
この辺りはお店やキャバ嬢によって違うので、臨機応変に対応しましょう。
なお、吸い殻が溜まっていたら新しい灰皿に交換したり、グラスの水滴を拭いたり、こまめに行うことも心がけましょう。
2.指名キャバ嬢が戻る目安を把握しておく
あらかじめ席につく前に、指名キャバ嬢がどれくらいで戻るのかボーイに確認しておきお客さんから聞かれたときに即座に答えられるようにしておきましょう。
後からわざわざボーイを呼ぶことがないような心がけが大事です。接客の時間を無駄にせず、ボーイにも余計な手間をかけさせないように配慮しましょう。
お客さんのお目当てはあくまでも指名キャバ嬢ですが、戻る時間の目安を伝えてあげれば、それまではヘルプのキャバ嬢の接客に集中してもらいやすいというメリットもあります。
3.座る位置に注意する
お客さんの対面に座るようにします。お客さんの横には座らないようにしましょう。
構造上無理ならば仕方ないですが、その場合も指名キャバ嬢やボーイに確認しておくとよいでしょう。
指名ではなくヘルプなので、お客さんとの距離を適度に取る必要があります。指名かヘルプかによって、お客さんとの距離感が変わるので注意が必要です。
また、お客さんから見て指名キャバ嬢が隠れる位置に座るのが基本になります。たとえお客さんとキャバ嬢との関係とはいえ、指名キャバ嬢が他の男性と仲良くしているところを見たら、お客さんは良い気持ちはしませんからね。
ヘルプキャバ嬢から人気キャバ嬢に!
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ヘルプの接客でトークに困ったら?
相談者さん
キャバ嬢歴2年です。
実はヘルプ周りに困る時があります。
2年も同じお客様のヘルプにつかせていただいていますので、お客様との会話、話が尽きてしまい、何を話したらいいかわからなくなります。
同じ話をたまにしますが、聞いたよと言われることがあります。
面白い話題づくりはあるでしょうか?
またヘルプなのでお客様はあまり自分から私に話題を振るようなことはしません。
ヘルプで接客していると、トークにつまることってありますよね。それに、ヘルプをすればするほど会話に困る場面が増えてきます。
そんな時に、頭に入れておくと使える技についてご紹介します。
何度も同じお客さんにつく場合
しりとり
古典的で単純な言葉遊びですが、会話に困った際には意外と使える手です。お客さんが興味のある分野の言葉に絞るなど、枠を決めてもおもしろいですね。
サイコロトーク
例えば、サイコロで1の目が出たら「最近笑ったこと」、2の目が出たら「最近やらかしたこと」、というようにトーク内容を決めておき、お客さんとキャストが交互にサイコロを振って出た目に沿って話します。
小さなサイコロと事前に決めたトーク内容を持っておくといいですね。もちろん、慣れてきたらその場でトーク内容を考える方法もあります。サイコロの目によって半ば強制的に話題が決められるので、ゲーム感覚でお客さんの話を引き出すことができます。
占い
手相を見たり、タロットカードなども使えます。手相は必要な物がないですし、タロットカードは占う度に出るカードが違うので、何度でも使うことができます。休みの日などを利用して手相やタロットの情報を集めて、いざ接客の時に使えるようにしておくといいですね。
サイコロやタロットカードを店内ポーチにこっそり忍ばせておきましょう。
何度も接客しているお客さんの趣味や興味のあることは一通り把握できているはずです。
今後も接客することを想定して、日頃からそのお客さんが興味あることについて徹底的に情報収集をしておき、可能なら実際に体験してみるといいでしょう。
また時事ネタへのアンテナを張っておくのも大事。その積み重ねが接客に生きてきます。
新人でまだ会話の引き出しが少ない場合
一番話しやすいのは指名キャバ嬢のことです。
指名キャバ嬢の情報をお客さんに話すのはNGですが、お客さんと指名嬢との今までの付き合いについて聞いたり、指名嬢を褒めるなど、既にお客さんが知っていることについて話題にするのはひとつのやり方です。
話題にしやすい分、お客さんが指名キャバ嬢の情報を聞き出そうとしてくる可能性も高いのでさじ加減が大事になります。
それから「どんな話してたんですか?」というように、指名キャバ嬢と盛り上がっていた話題を取り上げてさらに広げていくやり方もあります。同伴で来店したお客さんには何を食べてきたのか聞いてもいいですね。
また、指名キャバ嬢のどこが好きなのか聞いてみたり、「自分もそのキャバ嬢のように指名を貰えるようになりたい」と話してみたり。
それでもお客さんが素っ気ない感じなら、指名キャバ嬢のように愛されるには、どうすればいいのかとわざと凹んでみたり、というテクニックもあります。
ここまでベテランさんと新人さんに分けて紹介してきましたが、しりとりやサイコロトーク、占いについては、もちろん新人さんが使ってもよいやり方です。
ヘルプはトーク術を磨く上でも大事な場です。
相手のお客さんに興味を持つという基本マインドを忘れず日頃からの情報収集に励みましょう。売れっ子になるキャストほど日頃の努力はしているものですよ。
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ヘルプキャバ嬢のトラブルと対処法
キャバクラの仕事にトラブルはつきものです。ヘルプの場合も同様にトラブルに見舞われることもあります。
対お客さん、対同僚のキャバ嬢など様々なものがありますが、ありがちなトラブルを2点ピックアップ。その事例と対処法について紹介します。
ヘルプの席についたお客さんに指名をされた
相談者さん
新人キャバ嬢です。ヘルプの席で気にいられて、次回の指名が自分になりました。
本指の子とお客様はまだ3回目で、その時のヘルプだったのですがこの場合お客さんを取ったことになるのでしょうか?
本指の子に謝った方が良いですか?
そもそも指名替えはお客さんの自由なので絶対にダメではありません。しかし暗黙のルールとしてNG行為とされています。
状況にもよりますが、もし可能ならお客さんから指名したいと言われた段階で保留にしておき、指名キャバ嬢やお店に相談するのがベストです。トラブルを最小限に抑えられます。
相談者さんの場合、既に指名替えが成立してしまっている様子です。
たとえ自分に落ち度はないとしても、元の指名キャバ嬢からすると『お客さんを取られた!』という感覚になっています。
そのため「枕営業をしたんじゃないか」、「こっそり連絡先交換をしたんじゃないか」と思われ、悪口を言われたり他のキャバ嬢も巻き込んで嫌がらせをされる可能性もあります。
元の指名キャバ嬢に謝ったとしても指名替えを許してくれるとは限りませんが、故意に指名替えに誘導したわけではなく、不本意だったことははっきり伝えておくべきです。
また今後の注意点として、下記のようなことをして誤解を招かないようにすることが重要です。
- 無意識に思わせぶりな態度を取る
- お酒に酔って近距離で話したり、べたべた触るなど隙だらけな姿を見せる
この辺りが疎かなヘルプ嬢はトラブルメーカーになりやすい傾向があります。
ヘルプにつく際には、あくまでも指名キャバ嬢のサポート役に徹し、お客さんとは一定の距離を取り「俺に気があるかも・・・?」と勘違いされない接客を心がけましょう。
キャバクラの本指名・場内指名とは?指名かぶり&取れない時の対処法ヘルプについた席で先輩キャバ嬢に嫌がらせされた
相談者さん
ルールを逆手に取る先輩がうちのお店にいて困っています。
この前、その先輩の卓に着いた時のこと。
最初はいたって普通だったのですが、いきなり指名客のお客様が私の太ももを触ってきたんですよね。
先輩の前なのにこんなことするんだ!
そう思ってチラッと先輩を見たのですが……ガン無視!!!
しばらくすると、客は私の胸にひじを当ててきたりと行動がエスカレート。
お客様の手を握ってセクハラ行為ができないようにしていたのですが、けっこう力技で触ってこようとしてきます。
その様子を見ても、先輩は何事もないかのように接客…。
「触るのやめてください!」って大声で言いたかったのですが、先輩に悪い印象を与えてしまうのはどうかと思いなかなか言えず…。
とりあえずお手洗いに行くフリをして席を抜けてきました。
するとすかさず他のヘルプの方が私の元へ。
「気をつけて。あの先輩、お客様にヘルプの体ならいくらでも触っていいわよって言ってたことあったから!我慢できなかったらボーイに相談した方がいいよ」という、衝撃的な言葉。
つまり先輩は、【後輩は引き立て役=絶対に逆らわない下僕】と思っているということなんでしょうか?
「ヘルプの後輩キャバ嬢=絶対に逆らわない下僕」とまではいかなくとも、後輩キャバ嬢に対して意地悪をするキャバ嬢は一定数います。
売上トップクラスのキャバ嬢はそんなことはせず比較的、売上・人気がそこそこのキャバ嬢にこのタイプが多い傾向にあります。
もしヘルプの席でお客さんからおさわりをされた場合、すぐにボーイに相談すること。明らかに先輩キャバ嬢の嫌がらせだとわかっていても、直接文句などは言わない方が賢明です。
もしボーイやお店に相談しても対応してくれなければ、お店を替えましょう。
ヘルプは決して下僕ではありません。トラブルがあってもしっかり対応してくれるお店を選びましょう。
なお、ヘルプのキャバ嬢として働いていくには先輩キャバ嬢と上手くやっていくことも大事な要素のひとつです。それにはこまめなコミュニケーションが欠かせません。
人間関係のトラブルにはほとんどの場合、コミュニケーション不足が絡んでいます。
例えば
- ヘルプについた後の指名キャバ嬢への挨拶
- 先輩キャバ嬢から飲みに誘われたら初めは参加しておく
など日頃の積み重ねが大切です。
まとめ
ヘルプは人気キャバ嬢への「はじめの一歩」になります。
この段階で経験値を獲得しスキルをアップさせ、ボーイや先輩キャバ嬢、お客さんに名前を売り、その後の指名・接客に繋げていく大事なステップ。
ヘルプのルールやマナーを守れていないキャバ嬢はけっこう多いです。
・・・ということは、裏を返せばきっちり仕事をこなすだけで自分の価値を高めることができます。
はじめのうちは腐ることもあるかもしれませんが、いかに踏ん張れるか、今後の糧に出来るかが、指名をたくさん取れるのか、ひいてはお金を稼ぐことができるのかにつながっていきます。
そう考えるとヘルプもしっかりやろうという気になりませんか?近い将来、あなたが売れっ子キャバ嬢になることを願っています。
売れっ子キャバ嬢になりたい方必見!
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