近年、コンカフェ、ガールズバー、キャバクラ、メイドカフェ(メイド喫茶)などのナイトワークで活躍しながら高収入を手に入れたいと考える女性が増えています。
「非日常的な世界観の中で癒されたい」、「女の子と一緒にワイワイとお酒を楽しみたい」といった願望を持つお客さんも多く、今後ますますコンカフェやガールズバーなどの夜のお店は賑わいを見せるでしょう。
一方で、ナイトワークに興味はあるものの、それぞれの業種の違いが分からない、自分にはどれが合うのかわからず一歩を踏み出すことができないと悩む女の子も少なくありません。
そこで今回は、ナイトワーク初心者の女の子に向けて、
・コンカフェ、ガールズバー、キャバクラ、メイド喫茶の違い
・それぞれのお仕事に適性のある女の子の特徴
について詳しく解説します。
そもそも女性向けの夜の仕事にはどんなものがあるの?と思った人は以下の記事をご覧ください。
コンカフェとガールズバーの違いとは?
相談者さん
ガールズバーとコンカフェの違いを教えてください。
コンカフェとガールズバーの違いを時給面、客層、法律上の3つの観点から解説します。
1.時給面の違い
コンカフェとガールズバーの平均時給に大きな差はありません。
時給相場 | 平均時給 | |
---|---|---|
コンカフェ | 1,000円〜3,000円 | 2,000円 |
ガールズバー | 1,500円~2,000円 | 1,750円 |
ネット上の求人情報の中にはガールズバーの方が稼ぐことができると謳うものも見られますが、基本的にはどちらのお仕事も時給+各種バック制度による歩合給によってお給料が決定されるシステムです。
時給に大きな差がないため、どちらでバイトをするかは以下の判断で決めてもいいかもしれません。
- チェキ撮影やダンスなどのパフォーマンスによるバックで稼ぎたい→コンカフェ
- お酒が強くドリンクバックで稼ぎたい→ガールズバー
2.客層の違い
コンカフェに足を運ぶお客さんには、アニメや漫画、ゲームなどが好きなオタク気質な方が多く、男女問わず様々な年代の方が来店します。
一方で、ガールズバーには、ワイワイとした雰囲気の中で女の子とお酒を楽しみたいという若い男性が多く来店します。
こうした客層の違いから、コンカフェではアニメや漫画などの趣味を持つキャストがお客さんウケし、ガールズバーではノリの良さやコミュニケーション能力に自信のあるキャストがお客さんから好まれる傾向にあります。
客層 | |
---|---|
コンカフェ | 性別・年代問わずオタク気質なお客さん |
ガールズバー | 若い男性のお客さん |
3.法律上の違い
コンカフェとガールズバーは、どちらも風営法に規定する「接待飲食等営業許可(いわゆる1号許可)」を取得していないケースが多く、以下のような『接待行為』を伴う接客はできません。
- お客さんのテーブルにつき隣でお酌をする
- 長時間特定のお客さんと談笑する
- お客さんとトランプ、ダーツ、ワニワニパニックなどのアミューズメント遊具で遊ぶ
一方で「深夜酒類提供飲食店営業届」を提出して営業する店舗もあり、その場合は両者共に深夜0時を超えてお酒の提供を行うことができます。(この場合でも接待行為を行うことは不可)
両者共に『接待行為』と受け取られかねないサービスを提供する店舗があることも事実で、法律上ややグレーゾーンなケースがあります。
警察によるガサ入れや摘発のリスクがある点には十分に留意しなければなりません。
ガールズバーのバイトは危ない?やめたほうがいい危険なお店を教えます コンカフェは危ない?風営法違反・リスクのある違法店に注意!ガールズバーの興味がある!
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コンカフェとキャバクラの違いとは?
相談者さん
コンカフェとキャバクラの違いってなんですか?
また、コンカフェのキャストとしての
キャバ嬢とまた違った意識しないといけないこと教えていただきたいです
コンカフェとキャバクラ違いを時給面、客層、法律上の3つの観点から解説します。
1.時給面の違い
コンカフェとキャバクラの平均時給は1,000円ほどの差があり、時給面でいえばキャバクラが上となります。
時給相場 | 平均時給 | |
---|---|---|
コンカフェ | 1,000円〜3,000円 | 2,000円 |
ガールズバー | 2,500円〜3,500円 | 3,000円 |
ただ、コンカフェには「チェキバック」や「パフォーマンスバック」をはじめとしたキャバクラにはない特殊なバックが用意されているため、お客さんからの人気を上手く獲得することができれば、想像以上に高収入を手に入れることも夢ではありません。
キャバクラの平均時給は?時給を高くする方法や「嘘の時給」の実態について コンカフェのバックと相場を解説!チェキの落書きやポーズは重要◎2.客層の違い
キャバクラには、女の子と一緒にお酒を楽しみたいという方はもちろん、芸能人、会社経営者などのステイタスのある方がプライベートで来店されることもあります。
コンカフェの客層と比較すると、年齢層の高いお客さん多い傾向です。
いわゆる“高級キャバクラ”と呼ばれる店舗では、商談や接待などのビジネスシーンとしてキャバクラを利用するお客さんも多く来店するため、一般的なビジネスマナーや経済動向に関する知識が求められることもあります。
客層 | |
---|---|
コンカフェ | 性別・年代問わずオタク気質なお客さん |
キャバクラ | 社会的地位が高い・ステータスがあるお客さん |
3.法律上の違い
キャバクラは「接待飲食等営業許可(いわゆる1号許可)」を取得しており、深夜0時を超えての営業はできないものの、『接待行為』を伴う接客ができます。(お客さんの隣でお酒をついだり、長時間特定のお客さんと談笑すること等)
コンカフェでは「接待飲食等営業許可」を取得していない店舗が多いため、深夜0時を超えての営業ができる代わりに『接待行為』を伴う接客はできません。つまり、特定のお客さんに提供できるサービスに限りがあるということです。
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コンカフェとメイドカフェ(メイド喫茶)の違いとは?
相談者さん
メイドカフェとコンセプトカフェの違いを教えて下さい。
最近、メイドカフェにハマって、推しているメイドさんがおり、通い続けている者です。
他のメイド喫茶も興味があり、ネットで検索してみると、同類のコンセプトカフェというのが出てきます。
それぞれの定義が、いまいち理解できておらずですので教えて下さい。
メイドカフェとコンセプトカフェには、どのような違いがありますでしょうか?
メイドカフェ(メイド喫茶)とは、コンカフェの種類のひとつで、メイドの世界観に特化したコンカフェがメイドカフェ(メイド喫喫茶)です。
メイドカフェでのお仕事中には、メイドというキャラクターになり切ることやお屋敷での世界観を演出することが求められ、ご主人様やお嬢様と呼ばれるお客さんに心地の良いひと時を過ごしてもらうことがポイントとなります。
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コンカフェのお仕事に興味はあるけど、あと一歩を踏み出すことができない…
相談者さん
コンカフェで働きたいけど、メイドさんのオタクをしている時も楽しいし、どうするか迷っています。
今わたしはあるコンカフェに3回通ってます。
昔からコンカフェで働きたいのもあって、その通っているコンカフェに応募するかしないか迷っています。(通える距離に一店舗しかないので必然的にそのお店になります)
皆さんなら、コンカフェで働くか、メイドさんのオタクを続けるかどちらを選びますか?
相談者さんの様に、コンカフェのお仕事に興味があるものの「ファンの1人としてお店に通い続けた方が良いのか?」とコンカフェ嬢への道を悩んでしまう女の子もいます。
しかしコンカフェの仕事は、お客さんとの接客を通じて自分自身の新しい一面を見つけることができたり、趣味が近い同世代の友達を作るチャンスに恵まれることがあります。
コンカフェの仕事は、年齢を重ねてからスタートするのは難しい職業のため、せっかくお仕事に興味があるなら勇気を出して一歩を踏み出してみるべきと言えるでしょう。
ここからは、「コンカフェ」、「ガールズバー」、「キャバクラ」、「メイドカフェ」の仕事に適正がある女性の特徴や、仕事選びを行う上でのポイントについて解説します。
どの仕事を選ぶとしても、必ず体験入店はしましょうね!
コンカフェの仕事に向いている人
相談者さん
コンカフェ向いてる子ってどんな子ですか?
コンカフェの仕事に向いている人は以下のとおりです。
- 好きなコンセプトや世界観を持っている
- 学生時代に学芸会や文化祭などの出し物に率先して取り組むことができた
- コスプレすることに抵抗がなく、しっかりとキャラクターになりきれる
- 歌がうまい・踊りが得意などの特技がある
- ナイトワークの中でも水商売感が少ない職業を希望している
コンカフェは男性のみならず、推し活として女性のお客さんが足を運ぶことも珍しくありません。
また、酒類の提供をせず昼営業のみのお店も多く存在するため、ガールズバーやキャバクラの様な水商売のイメージが強い職業に対して抵抗や不安がある女性にとってピッタリです。
可愛らしいコスプレ衣装や世界観に囲まれながら高収入を手に入れたいという女性であれば楽しみながらお仕事に取り組むことができますよ!
コンカフェとは?夜職(水商売)なの?コンカフェ嬢の仕事内容や将来「コンカフェに適正がありそう!」と思ったら
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キャバクラの仕事に向いている人
キャバクラの仕事に向いている人は以下のとおりです。
- 人見知りすることなく誰とでもすぐに打ち解けられる
- お酒を飲むことが大好きでお酒に強い方である
- 露出度が高いキャバドレスやワンピースを着用することに抵抗がない
- 責任感とプロ意識をと持った上でお仕事に臨むことができる
- 高収入を手に入れたい
- 夜の業界で有名になりたい
キャバクラには、リーズナブルな大衆店から芸能人や会社経営者などがプライベートや商談の場として利用する高級店まで様々なクラスのお店があります。
癒しが欲しい、ワイワイとお酒を楽しみたい、大切なビジネスを成功させたいなど、お客さんがキャバクラに足を運ぶ理由は様々ですが、キャバクラで働く際には接客業のプロとしての自覚や強い責任感が求められます。
一般的に、キャバクラのお仕事に適性が高いのは『人見知りすることなくお酒を飲むことができる女性』といわれますが、たとえお酒やトークが苦手であってもお客さんが気持ち良いひと時を過ごすための気配りができ、聞き上手であればNo.1キャストを目指すことも夢ではありません。
キャバクラとは?キャバ嬢やボーイの仕事内容も詳しく解説!「キャバクラに適正がありそう!」と思ったら
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ガールズバーの仕事に向いている人
ガールズバーの仕事に向いている人は以下のとおりです。
- ノリ良くお客さんと盛り上がることができる
- お酒が好きでお酒の作り方も覚えたい
- セクハラに合いにくい職場がいい
- ドレスではなく私服姿・制服で働きたい
- 他に本業をもっているからゆるく働きたい
ガールズバーは、キャバクラに比べて気軽に女性とお酒を楽しめるお店です。
お酒が好きで、お客さんとのトークを盛り上がることができる女性であればガールズバーで活躍できるでしょう。
また、1日2時間程度の短期のシフトでもOKというガールズバーが多いことから、ちょっとしたお小遣い稼ぎや副業として働きたい女性にピッタリです。
お酒の作り方は、先輩キャストがレクチャーしてくれる&マニュアルが用意されているケースが多いので初めてのナイトワークにもおすすめです。
ガールズバーでの仕事内容は?接客の流れやメリット・デメリットも解説!「ガールズバーに適正がありそう!」と思ったら
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メイドカフェ(メイド喫茶)の仕事に向いている人
メイドカフェ(メイド喫茶)の仕事に向いている人は以下のとおりです。
- メイドというキャラクターや世界観を忠実に演じることができる
- メイド服を着用することやお客さんを「ご主人様」「お嬢様」と呼ぶことに抵抗がない
- お客さんからのリクエストにもノリ良く応じることができる
- お客さんに喜んでもらうことが好き
メイドカフェ(メイド喫茶)でのお仕事中は徹底してキャラクターや世界観を演じ抜くプロ意識が必要となります。
言葉遣いやしぐさ等の細かい部分もぬかりなく演じる必要があるため、そういったことが得意であれば楽しみながらお仕事ができるでしょう。
お客さんに喜んでもらうためにはどうすれば良いか自発的に考えることができれば、各種バック制度を通じて高収入を目指すことも夢ではありません。
体入をして自分に合ったお仕事を見つけよう!
女性によって仕事の適性は異なるため、自分に適した仕事やお店を見つけるためには体入で実際のお仕事を体験してみることがベストです。
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