キャバクラやガールズバーなどの夜職で働く女性の中には、親バレや彼氏バレ、会社バレを始め、お客さんからの身バレなど、プライベートを脅かす「バレ」の恐怖と常に戦っている方も少なくありません。
夜職は「最高の接客業」と言われるほど素晴らしい仕事ですが、世間的な理解度はまだまだ低く、あまり応援されない職業。
「お金のために働いているけど、家族や彼氏には隠したい」と考えているのは、あなた1人ではありません。

今回は、キャバクラ・ガールズバーなどの仕事が家族や彼氏、会社にバレる原因と、その対策についてご紹介しています。
キャバクラなどの夜職が親にバレるかどうかのポイントは2つ

相談者さん
キャバクラのアルバイトは親にばれますか?
いま大学生で、一人暮らしをしています。先週からキャバクラでバイトを始めたのですが、親にばれますか?
私は親の扶養に入っていて、親は自営業で
す。
親世代はキャバクラやガールズバーなどのホステス業に対して「貞操の危険」「たぶらかされる」などの悪いイメージを強く持っているため、夜職がバレると大変面倒です。
夜職が親バレしてしまうのは、
- 親の扶養に入っているか
- 実家暮らし(親と同居している)か否か
の2つに当てはまるかどうかがポイントになります。
相談者さんは一人暮らししているようですが、親の扶養に入っている以上は1年間で稼いだ金額(年収)によっては親の扶養から外れてしまいバレる可能性があります。(詳細は後述します)
また親と同居している場合はさらに親にバレるリスクが上がります。
同居している場合は行動や見た目、帰宅時間などで不審に思われ、疑いがかけられるでしょう。
中には、キャバドレスやガールズバーの制服などをうっかり出しっぱなしにしていたせいで、夜職をしていることが親にバレてしまったというケースも起こり得ます。
このように親と同居している場合は、あらゆる面から親にバレる可能性があることを肝に銘じておきましょう。
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ガールズバーなどの夜職が親バレする原因

親に夜のお店で働いていることがバレる原因でありがちなことをご紹介します。
「絶対にバレたくない!」という人は、どういうことが原因で親にバレることが多いのか参考にしてくださいね。
親の扶養から外れた
収入が高くなると親の扶養から外れなくてはならず、そのタイミングでキャバクラなどの夜職でのバイトの存在が親バレしてしまうケースがあります。
親の扶養に入れるのは年収103万円が上限と決められており、そこから1円でも多く稼いでしまうと扶養控除を受けられなくなります。
扶養控除が受けられなくなると、所得税や住民税を支払う義務が発生するため、扶養者(親)の支払う税金が高くなり親バレに繋がります。
さらに扶養から外れると、保険料や年金などの支払いも自分でしなくてはいけないため、親の扶養に入っている場合は、キャバクラなどの夜職はデメリットの方が多くなります。
勤務先・バイト先の詳細情報を求められた
娘が働いている(バイトしている)場所に疑問を持った親が、勤務先・バイト先の詳細情報を求めてきた場合にきちんと答えられなかった場合にバレるリスクがあります。
「勤務先はどこにあるなんていうお店なの?」
「なんかあった時のためにお店の電話番号を教えて?」
「店長さんはなんていう人なの?」
「何駅のどのあたりにあるお店なの?」
といった内容にとっさに答えられるように事前に答えを用意しておきましょう。
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見た目が派手になった
キャバクラやガールズバーなど夜職は「見た目命」の仕事ですので、周りで働く女性たちもきらびやかな格好をしています。
その中で地味な格好をしていては生き残ることが難しいので、夜職で働いているうち徐々に見た目が華やかになっていき、親や家族に怪しまれる・親バレにつながるケースもよくあります。
「メイクが濃くなった」
「小物が派手になった」
「露出する服装が増えた」
など、バレないようにしていても無意識に派手な“夜職っぽいファッション”になっていき、隠し通せなくなることも珍しくないのです。
また母親は派手になっていく娘の姿に嫌悪感を示す方も多く、見た目への言及が止まらず、意見の相違による家族間トラブルがぼっ発することもあります。
以前よりも金遣いが荒くなった
キャバクラなどの夜職では、たくさん稼げることに加えて見た目への投資を求められることから、エステに通ったりブランド品を集めることが身近になります。
親バレを恐れる女性であっても、周りの雰囲気や華やかさに影響を受け、コスメや服などを買い込み小さな散財を繰り返すように・・・。
また高時給を得られる環境から、普通なら悩むような少し良い品物を躊躇なく買うようになり、急変した金遣いの荒さに不信感を抱かれ親バレにつながります。
酔った状態での深夜帰宅が増えた
キャバクラやガールズバーをはじめ、夜職は基本的に夜遅くまでお酒を飲むことが多い仕事です。
深夜帰宅だけなら「居酒屋でバイトしている」と言い訳ができますが、酔った状態で帰宅することが多くなると、少なくとも「仕事後どこかで遊んでから帰ってきているのでは?」と怪しまれることにつながります。
夜職を隠さなくてはいけないほど厳しい家庭環境だと、酔った状態の深夜帰宅だけでも親からの目線は厳しいものとなりますよね。
もちろんノンアルコールでの営業も不可能ではありませんが、よく飲む女の子はお客さんとしても見ていて爽快であり、またたくさんお酒をあけてくれれば売り上げにもつながるので、お店からも重宝されます。
お金を稼ぐためにお酒を飲まなくてはいけない面もあるので、親バレを恐れる女性は「お酒を飲まないといえない」ことと「親にバレたくないこと」の板挟み状態になるかもしれません。
喫煙者じゃないのにたばこの匂いがした
キャバクラやガールズバーはほとんどの店舗で店内の喫煙を許可しています。
そのため夜職から帰宅後は、どれほど対策していても髪の毛や服にたばこの匂いがついてしまいます。
昨今では店内での喫煙は不可としている居酒屋がポピュラーなものとなっているので、言い訳に「居酒屋でバイトをしているからたばこの匂いがついた」とするのも困難です。
また自身が吸わない上に家族の誰にも喫煙者がいない場合は、たばこの匂いにも敏感になるため親バレするリスクも高いと言えるでしょう。
禁煙のキャバクラやラウンジなどの夜職も存在していますが、数が少ないため競争率が高く、あまり現実的な選択肢とも言えません。
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夜職で使っている名刺を見られた
キャバクラなど夜職では、お客さんに顔と名前を覚えてもらうため、源氏名と店名を書いた名刺を女の子1人1人に作っています。
夜職で使う名刺は、
- ビジネスシーンで使う名刺に比べて派手なものが多く
- きらびやかな光沢紙を使用したり
- 黒など妖艶なデザインを多用したり
など個性的であるのが特徴です。
ひと目見たら夜職の名刺だとバレてしまうため、親に源氏名の書かれた名刺を見られたら一発アウトです。
夜職の親バレを防ぐためには、名刺はお店のロッカーに隠しておく、家では開けないカバンやメイクポーチの中に忍ばせておくなどして、徹底的に隠す必要があります。
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夜職をしている・夜職をしたいことを親に言うべき?

夜職の親バレを恐れている場合、「夜職に興味がある」または「夜職で働いている」ことを親に言うべきかどうかは悩みどころですよね。
基本的には、親に言っておいた方が後々大きなトラブルにならなくて済むでしょう。
特に言っておいた方がいいケースは、以下の3つです。
学生もしくは未成年者の場合
キャバクラやガールズバーは、18歳から働くことは可能です。
現在の法律では成人とみなされる18歳ですが、「この前まで学生だった」など、社会人としての経験値が少ない事実は否めません。
何らかのトラブルがあった際、1人で責任を負うのが難しい局面も出てきます。
そんな時はやはり親に助けを求めなくてはいけないため、あらかじめ予想外のことが起こり得る水商売を始める事を伝えておくべきと言えるのです。
嘘をつくのが下手な場合
嘘をつくのが下手な場合、誤魔化そうとすると逆にボロが出てしまうため最初から親に話しておいた方が良いでしょう。
夜職に厳しい親の場合、嘘をついたあとに夜職がバレると
- 嘘をついたこと
- 騙して夜職を続けていたこと
で二重にトラブルが起こる可能性があるためです。
こうしたタイプの親は、真摯に夜職に取り組むつもりでいることや、職に貴賎(きせん)はないことをしっかりと説明・説得する方が理解を得やすい場合もあります。
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親に理解がある場合
もしも親がスナックで働いていたり、元々キャバクラなどの夜職で働いていた経験がある場合、また「娘の意向を尊重したい」という方針の場合は、わざわざ隠す必要がないため話しておく方が良いでしょう。
下手に隠すと、親は「裏切られた」「話しづらいのかな」などといらぬ心配をしてしまい、軋轢(あつれき)を生む可能性があります。
水商売を反対する親を説得するには?

相談者さん
水商売に理解がない親を納得させる方法ないですか?
夜の仕事を人間がやる仕事じゃないとか
あばずれとか罵声してきます。
キャバクラなどの夜職で働くには、皆さんそれぞれ譲れない理由があることでしょう。
夜職に反対する親を説得するためには、まずこの「なぜキャバクラ(夜職)でなければならないのか」を言葉にして真摯に伝える必要があります。
また、夜職では「普通の社会生活で必要な知識・スキルが身につかない」と考えている親世代も多いため、目標を明確にしておくと説得もスムーズです。
例えば
「〇〇万円までお金を貯めたらやめる」
「長期休みの期間限定のバイトである」
など、ゴールも提示しておくと良いでしょう。
それに加え、考えておかなくてはならないのが「親世代の心境」です。
親は娘のことが何よりも大切なので、性的に軽く扱われるイメージのあるキャバクラではあまり働いてほしくないのです。
具体的にどのようなイメージを持っているかというと
水商売に対して「枕営業をする」「ぼったくりなど犯罪に加担している」「反社会性勢力と繋がりを持っている」
など、極端な上に最悪な偏見を持っている場合が多いです。
とはいえそのほとんどがドラマなどのフィクションで得た知識。
こうした親には、実際の営業はドラマよりクリーンであること、厳しい法律(風営法)の上で営業しているきちんとした「飲食店」であることなどから説明する必要があります。
父親は、仕事の付き合いなどで1度はキャバクラなど夜のお店を利用している人が大半。
ゆえに母親よりはリアルな夜職現場を知っているものの、厄介なことにお客さんとしてキャバ嬢など夜職の女性がどのように扱われるか・見られるかも熟知してしまっています。
自分の娘が知らないおじさんからお触り・口説かれるなど考えただけでも嫌になるため、父親の心理としては反対したいのが真理です。
こうした父親を説得するためには、「夜職で働くべきと思う理由」「目標と期限」「目標をクリアした後にどうするか」などまで、論理的かつ具体的にプレゼンする必要があるでしょう。
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内緒にしても彼氏にバレる可能性のほうが高い

相談者さん
彼氏がいるのに内緒でガールズバーやキャバクラで働いてバレなかった人っていますか?
「彼氏は騙されやすい人だからバレない自信がある」、「私は口がうまいから絶対彼氏にバレない自信がある」という確固たる自信がある人以外は、重ねた嘘からボロが出て彼氏にバレてしまう人のほうが多いでしょう。
男性は自分の彼女が他の男の前で「露出度の高い服を着る」ことや「仲良く密着して話す」ことに強い不快感(やきもち)を覚える生き物です。
独占欲の強いタイプの彼氏の場合、キャバクラなどの夜職がバレた時「別れよう」と言われてしまう最悪のパターンが想定できます。
絶対にバレないという確固たる自信と完璧なアリバイ対策があるケースを除き、高確率で隠し通せなくなるため、彼氏に黙って夜職で働くのはやめましょう。
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キャバクラなどの夜職が彼氏バレする原因

彼氏は家族以上にプライベートを共有する存在です。
そのため、秘密を作って隠し通すとなると様々な障壁が立ちはだかってきます。
ここでは、キャバクラなどの夜職を彼氏に隠し通すのが難しい理由や、夜職がバレる原因を解説しています。
彼氏・彼氏の友人が来店した
アリバイ対策をして彼氏に夜職の存在を隠し通したとしても、来店されてしまえばひとたまりもありません。
キャバクラなど夜職の場は、サラリーマンの社交場としての機能を備えているので、彼氏や友人が来店する確率はグッと高くなります。
彼氏本人や顔のわかる彼氏の友人であれば、お店に行ってその席につかないように配慮してもらえる場合もあります。
しかしこちらが顔を知らないのに、彼氏の友人側だけ写真を見せられて顔を知っていると言った場合、彼氏に「彼女キャバクラで働いてたけど、公認なの?」など意外な形で「夜職をしていることが彼氏にバレてしまった」ということが起こってしまいます。
来店による彼氏バレを防ぐためには、勤務地を彼氏が生活する範囲とは無関係の土地にするなどの対応が有効です。
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会えない日や連絡が取れない時間帯が増えた
キャバクラで働いていると、夜の時間帯は仕事をしているため連絡が取れないこともしばしばあります。
また、同伴やイベント時の出勤などで「前までは会えていたのにダメになった」日が増えれば、彼氏からは何らかの疑いがかけられます。
会えない日や時間帯が不自然に増えた時はまず浮気を疑われますし、水商売の知識が多少ある彼氏であれば勤務していることも想像するでしょう。
また夜職ではクリスマスやバレンタインなどのカップルが過ごすような日は、イベントデーとして出勤を強制させられることも珍しくありません。
その日に休んでしまうと「あの子は彼氏がいるかも」とお客さんの間で噂になり、収入に影響してしまいます。そのため、彼氏とのデートの予定と仕事を天秤にかける必要があります。
浮気を疑われたり、隠し事があることで彼氏との関係が悪くなることは確実であるため、密に会っている彼氏であれば「夜勤の仕事を始めた」など、誤魔化して伝えると良いでしょう。
仕事用のドレスや制服を見られた
キャバクラやガールズバーといった夜職では多くの場合、私服とは違う華やかな服を着るように求められます。
「衣装」「コスチューム」などの別名もありますが、そのほとんどがドレスやコンセプトに則った制服、私服風のきれいめワンピースなど、およそ普段着にはしないようなデザインの服ばかりです。
お店にロッカーがある場合は、仕事用の衣装を仕事場に置きっぱなしにすることもできますが、大半はそこまで店舗のスペースが広くないため、衣装の管理は女の子1人1人に一任されています。
洗濯やクローゼットの中のドレスや制服を万が一見られてしまった場合、言い逃れすることがかなり厳しいので、彼氏に水商売をしていることがバレるのは免れられないでしょう。
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お客さんと同伴しているのを見られた
夜職では「同伴」といって、出勤前にお客さんとお食事や買い物をしてから一緒に来店するというシステムがあります。
しかしいくら売上になるからと言って、夜職を隠している彼氏に同伴の現場を見られるのは非常にまずい事態です。
夜職をしていることが確実にバレることは少ないとはいえ、出勤のためにきちんとメイクやファッションを整えて男性と親しげに食事をしている姿はまず浮気を疑われるでしょう。
大切なお客さんと恋人を両方失う行為にもなるので、同伴している姿は見られないように生活圏とは外れた場所で同伴をする必要があります。

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お客さんからのLINEの内容を見られた
キャバクラなど夜職では、お客さんと営業時間外でもLINEのやり取りをして親密度を深めるミッションがあります。
営業時間外での会話でお客さんと仲良くなり、「もっと◯◯ちゃんと話したいな」「◯◯ちゃんに会いたいな」と思わせてお店に足を運ばせるというテクニックです。いかに疑似恋愛でお客さんをお店へひっぱるかが重要といえるでしょう。
お客さんとのLINEの内容も、友達以上恋人未満というギリギリの仲の良さを演出しなくてはいけません。
夜職をしていることを彼氏に隠している場合、ハートやキラキラの可愛い絵文字がたくさん散りばめられたLINEを見られたら、浮気を疑われて問い詰められることは間違いないでしょう。
またお客さんとのやり取りを見られたくないがあまり、スマホをこまめに持ち歩くようになるとこれもまた怪しいので、1度は話し合いの場が設けられることになります。
彼氏に夜職の存在を隠し通したい場合は、仕事用のスマホをもう1台用意するなどして工夫する必要があります。
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送りの車で帰宅したところを見られた
主にキャバクラなどの水商売では「送り」と呼ばれる運転手付きの専用送迎車が用意されています。
店舗によって「沿線は無料」「一律〇〇円」など決まりはありますが、タクシーよりも安く、終電後も家に届けてもらえるため「送り」は非常に便利なシステムとなっています。
送りの車は大人数の女の子を乗せられるようワゴン車が多く選ばれており、運転手はほとんどの場合男性です。
おしゃれをした彼女が、男性が運転するワゴン車から家の近くで下車しているところを目撃した場合、大半の彼氏は怒りを覚えることでしょう。
こうなるとどう言い訳しても誤魔化すことは困難となるため、最終的には夜職をしていることが彼氏へバレることは覚悟する必要があります。
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会社に夜職の副業がバレるかどうかは雇用形態による

夜職をしていることがバレてリスクが最も大きいのは会社相手です。
コロナ禍や物価高騰により生活が圧迫されている人々が大半にも関わらず、いまだに副業禁止となっている企業も多く、隠れて水商売をやっている女性は少なくありません。
会社に夜職をしていることがバレるかどうかは雇用形態に左右される部分が大きいと言えます。
個人事業主として働くなら副業がバレる可能性は低い
副業として夜職で働くとしても、アルバイトではなく個人事業主としてであれば会社に夜職での副業がバレる可能性は低くなります。
理由は、個人事業主であれば確定申告を自分で確実に行うことになるため、収入を独立して得やすいという点にあります。
特に収入によって明らかに上下をみせる住民税を“自分で”支払うかどうか選べるため、会社に夜職をしていることがバレるリスクが低くなるのです。
とはいえ、夜職をやっている女性が全員個人事業主として独立した収入を得られるかというと、決してそうではありません。
個人事業主として活躍できる夜職の女性は、安定して売り上げを作れる売れっ子の女性のみです。個人事業主のお給料は「時給制」ではなく「完全成果報酬制」です。
自分自身がお店で出した売上がダイレクトにお給料に響いてくるため、太いお客様を多く持っている売れっ子でなければ個人事業主として稼ぐことは難しいです。
そのため、必然的に個人事業主は売れっ子のみが選べる働き方となります。
お店に雇用されて働くなら副業がバレるリスクはある
水商売を副業とする大半は、キャバクラやガールズバーに雇用されて働くアルバイトが中心です。
雇用されて働く場合、お店側がお給料などお金の流れを明確にし、どれだけ稼いだかが一目瞭然となるため、自身でいくら対策していても夜職をしていることが本業の会社にバレるリスクは高くなります。
また、お給料の支給方法が手渡しではなく銀行振込だった場合、より一層個人へのお金の流れが明確になります。
夜職で稼いだために住民税が跳ね上がり、会社から「もしかしてどこかで副業をしているのではないか?」と疑いをかけられた末、夜職がバレることにつながります。
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キャバクラなどの副業が会社バレする原因

キャバクラやガールズバーなどの夜職が会社にバレる原因には、雇用形態以外で自分自身の落ち度が影響する部分も多くあります。
特に長く副業で水商売を続けていると油断することがあるため注意が必要です。
「今までバレていなかったから」といって行動に大胆さが出ていないか、自分自身を今一度振り返る必要があります。
会社の人や取引先の人に目撃された
キャバクラやガールズバーは、会社員の社交場としての役割を持っており、取引先との接待や同僚とのコミュニケーションの場として多くの男性が利用します。
そのため店舗に出勤する所を見られてしまったり、お客さんとして会社や取引先の人が来店しバレてしまうことは起こり得ます。
また、キャバクラに来店したお客さんが会社の重役や取引先の営業さんだったということも珍しくありません。
会社に夜職をしていることがバレるのを防ぐには、
- 近いからといって会社の沿線や定期圏内のお店で働かない
- 地元や最寄り駅を下るようにして夜職のバイトを探す
などして対策しましょう。
毎日眠そうな状態で業務を行い仕事に支障が出ていた
昼間に会社で働き、退勤後に夜中まで副業をしていると、睡眠不足に陥り体力がもたなくなる場面が増えてきます。
仕事や会議の最中に眠気に耐えきれず居眠りをしてしまったり、睡眠時間が足りないあまり寝坊・遅刻が増えるなどあれば、社会人として目をつけられますし
「あの人最近眠そうだよね」
「夜働いてるんじゃない?」
といった噂が立つ可能性もあります。
噂が立った後は会社から眠そうに仕事をしていることへの説明を求められることもありますし、会社の人たちの目も厳しくなるので夜職がバレるのも時間の問題になってきます。
信頼していた同僚が他の人に話した
「人の口に戸は立てられぬ」といいますが他人に話した秘密はほとんどの場合、外部に漏れると思っておいた方が良いでしょう。
会社で仲良くしており信頼している同僚でも、副業のことをうっかり他人に話してしまう確率はゼロではありません。
また、表面上仲良くしていても「誰かの秘密を聞き出すのが趣味」という腹黒い人も中にはいます。
そう言った人が仲良くなるきっかけとして、あなたの夜の店での副業のことを会社の人にバラし、噂を一気に広めてしまうこともよくあります。
同僚は会社にあなたの夜職がバレて退職まで追い込まれたとしても、責任を取ってはくれないので、秘密にしておきたいことは誰にも話さないのが得策です。
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親・彼氏・会社に身バレしないためにできる対策

夜職をしていることが親、彼氏、会社にバレて大変なことになる前にできる対策はないか気になるところですよね。
ここでは、夜職で働いていることが絶対にバレないためにできる対策を7つご紹介しています。
1.キャバクラなどお店側にアリバイ対策してもらう

相談者さん
ナイトワークでよく見るアリバイ対策とは何ですか?
実家への仕送りもあるため副業をしたく
でも会社的には禁止です。アリバイ対策とは年末調整などでバレないようにできることでしょうか?
夜職の求人で良く見る「アリバイ対策」とは、「身バレや特定をされないようにお店側がしてくれる配慮」のことを言います。具体的には下記を指します。
「アリバイ会社」を使い一般企業を装う
アリバイ会社とは、
- 夜のお店ではない企業を装って源泉徴収票などの作成
- また電話口で夜職だとバレないような対応をしてくれる会社
のことです。
少し前までは法人登録だけしてある「ペーパーカンパニー(書面だけの企業)」が多かったのですが、最近では実際に企業として稼働しているアリバイ会社もあります。
アリバイ会社では、一般企業の名前が入った書類を作成してくれるほか、社員登録して夜職をしていることがバレないように対策をしてくれます。
勤めているお店にアリバイ会社が付属していない場合は、個人的にアリバイ会社と契約することもできます。
ウェブサイトなどに掲載する顔写真を加工する
アリバイ対策を行っているお店では、キャスト紹介に載せる写真を本人とわからないように加工したり、ウェイブサイトの写メ日記などに掲載する写真にスタンプや顔隠しをおこなってくれたりなど細やかに配慮をしてくれます。
お客さんをモニターチェックさせてくれる
設備の整っている大型店などは、入り口にカメラを設置してアリバイが必要なキャストにお客さんをチェックさせてくれます。
さらに、万が一チェック漏れしても店内で知り合いであることが判明した場合、声かけでつけ回しから外してくれる、すれ違わないように反対側の席で働かせてくれることもあります。
2.昼キャバなどの早い時間から営業しているお店で働く
「実家で暮らしている」「普通のバイトと同じような時間帯で働きたい」と言った場合は、お昼〜夕方まで営業している朝キャバ・昼キャバがおすすめです。
朝キャバや昼キャバであれば、営業時間が9時〜19時ごろまでであるところが多く、夜職で働いていることが彼氏や親にバレにくくなっています。
深夜まで営業する本格的な夜職に比べると時給などは下がってしまいますが、それでもお昼の仕事よりも高い時給+インセンティブで稼ぐことができるので効率的に収入を得ることができます。
また、大学生など学生であれば「大学生限定キャバクラ」など学生であることをコンセプトにしているお店で働くのもおすすめです。
学生限定のお店であれば、夕方開店〜23時閉店と良心的な時間帯で働けるため、親に夜職をしていることがバレることなく高収入を得ることが可能です。

「朝キャバ」や「昼キャバ」の求人もある!
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3.短時間勤務・早上がりOKのお店で働く
なるべく身バレのリスクを減らすなら、「夜遅い時間まで働かない」「終電に間に合う時間帯に帰る」など、夜の仕事と思われないタイムスケジュールで働くのがおすすめです。
また、連日遅くまで勤務していると疑惑を持った親や彼氏から探りが入り、夜職バレにつながるので「勤務日数を減らす」なども対策として有効でしょう。
キャバクラやガールズバーの求人の中には、
- 「終電上がりOK」
- 「残業なし」
- 「1日2?3時間勤務OK」
など、時短勤務を許可している店舗も多く存在します。
とはいえ、水商売ではたくさん働いてお店に貢献してくれる女性、お客さんに顔を広く知ってもらえる女性を求めているので、勤務日数や労働時間が長い方が優遇される傾向は否めません。
「3時間以内の勤務OK」&「終電上がりOK」の求人
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4.あらゆる媒体で顔出しをしない
キャバクラなどの夜職に限らず、メイド喫茶などのコンカフェ、風俗店などでは、集客のために看板やお店のSNSにキャストの顔を掲載している場合があります。
身バレを防ぐためには、こうした媒体には絶対に顔出ししないことが得策です。
また看板やSNSなど不特定多数の人々に見られる媒体が危ないのはもちろんですが、お客さん個人が所有する写真でも、「誰に見られるかわからない」という危険性からなるべく映り込むのは避けましょう。
夜職でもお店によっては顔出しを強制していなかったり、チェキなどを含めキャストの写真を所有することを禁止している店舗もあるので、面接時に「顔出しNG」を伝えておくことが夜職バレ防止の手段として有効です。
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5.仕事用のスマホを用意してプラベートとわける
キャバクラやガールズバーなどでの夜職は、LINEでの時間外営業も収入につながります。
しかし、お客さんによる身バレや特定を危惧し「プライベートなLINEをお客さんに教えたくないな…」と考える女性も少なくありません。
キャバクラなどLINE交換が義務付けられている水商売で働くなら、仕事用とプライベート用でスマホを使い分けるというのも手。
スマホの中身をお客さんに見られても気になりませんし、仕事用スマホを隠しておけば彼氏や家族にお客さんとのやり取りを見られなくてもすみます。
しかし、スマホが2台あることがバレてしまった時は夜職の疑いをかけられる可能性は高くなります。
物の管理が甘い人やズボラ・だらしない性格を自覚している女性は、むしろバレるリスクが高くなることを覚えておきましょう。

コンカフェは基本的にお客さんとの連絡先交換は禁止なのでスマホを分ける必要はありません。
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6.派遣のキャストとして働く
夜職には「キャバクラ派遣」「ガールズバー派遣」「ホステス派遣」など、お店に在籍せずに働くというスタイルもあります。
派遣キャストは夏休みなどの期間限定、お金が欲しい時の短期バイトのように、時期を限定して働くこともでき、怪しまれることなく働けるため身バレのリスクも低くなります。
夜職の派遣では、お店のお客さんを自分がかすめ取らないように「連絡先交換NG」と定められているケースが多いのもローリスクで魅力的です。
しかし、派遣キャストは
「バックがもらえない」
「経験者が優遇される」
「見た目の審査にランク分けがある」
「必ず希望する店舗で働けるわけではない」
など条件が厳しい一面もあります。
特にバックに関しては、大金を稼ぎたくて夜職を始めたいと思っている女性にはデメリットです。

7.一人暮らしをしてから遠くのお店で働く
夜職の身バレは、生活環境が近いというのもバレる原因のひとつです。
生活リズム全てを把握されていると、少しの違和感や不自然さに勘づかれて夜職バレに繋がります。
実家暮らしである場合はもちろん、彼氏の家に通い詰めて半同棲しているような状態でもリスクは同じ。
リスクを最小限に抑えたいのであれば、生活圏から離れた場所で一人暮らしをし、遠くのお店で働き始めるというのも手です。
彼氏や家族の生活範囲外で働ければ「会社帰りに偶然見かけた」「店外営業中にたまたま会ってしまった」などのリスクを減らすことができます。
とはいえ完全に防げるわけではなく、
「働いているキャバクラ・ガルバが家族の知り合いが通っているお店だった」
「彼が遠方の友達に会いにきている時にたまたま見られた」
などと言ったことは、確率は低くても起こり得るケースです。
身バレを完全に防ぎたい場合は、顔出ししないなど自分自身を隠すように対策しましょう。
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夜職がバレてしまった時は言い訳せずに素直に謝ろう

相談者さん
1ヶ月ほど前に親に内緒でキャバクラで働き始めました。一人暮らしで親元を離れているのでバレる心配はないだろうと思っていたところ、帰省した際にうっかりコートのポケットに入れっぱなしになっていた名刺が見つかりました。
言い訳も虚しく、気迫に押されて全て白状してしまいました。
元々厳しい親だったので、キャバクラなんて言語道断、いますぐ辞めろ辞めるまで実家から出さないと言われてしまいました。
夜職の身バレは、どんなに気をつけていてもバレてしまうときはバレます。
相談者さんのように、仕事道具がうっかり見つかったことで夜職バレにつながることもあります。
そう言った場合は、下手に言い訳せず「隠していてごめん」と素直に謝る方が大事には至りません。
「事実を伝えなかった」という時点で信頼を失っているので、言い訳や嘘を並べるのは相手の怒りを逆撫でするだけで説得まで行き着くことはできません。
夜職で働いていこうと思っているのに、怒りを買ったせいでやめさせられるのではもったいないですよね。
もし彼氏や家族に夜職がバレたときは、真摯に謝罪した上で、「理解を深めていくチャンス」と捉えると良いでしょう。
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