ガールズバーは、キャバクラよりカジュアルで、露出度の高い服も着なくていいため、水商売初心者の女性にぴったりのお仕事です。
「ガールズバーでバイトするのは初めてだから、まずは体験入店をしたい。」とガールズバーでの体入を検討される女性も多いことでしょう。
そこでこの記事では、ガールズバーに体入でのチェックポイントと気をつけることについて詳しく解説していきます。
ガールズバー(ガルバ)の体入とは?
ガールズバーでお試しとして1日働くことを「体験入店(体入)」と言います。
体験入店は誰もができるわけではなく、求人に応募をし面接を突破した人のみが体入をすることができます。もちろん面接で不採用になった場合は、体験入店をすることはできません。
これはガールズバーだけに限ったことではなく、キャバクラなどの他のナイトワークも同様です。
体入をすることによって双方にとって以下のメリットがあります。
ガールズバー側 | ・応募者の働きぶりが見れる ・お店の雰囲気と合うかがわかる |
応募者側 | ・お店の雰囲気が自分に合うかどうか ・客層やお店の雰囲気が知れる |
本入店をする前に体験入店をすることは、とても重要と言えるでしょう。
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ガルバの体入前にチェックすべきポイント6つ
ガールズバーで体入をする時に、まずチェックしたい点が6つあります。
- お店の口コミ・評判
- 時給
- 支払い方法
- シフトの柔軟さ
- ノルマ、ペナルティ
- 身分証の提示を求められるか
ガールズバーで体入をする時にこういった細かい部分まで注意深く見ておかないと、本入店してから「条件が合わなくて辞める」、「メンタルを病む」などのトラブルが起こりかねません。
1. お店の口コミ・評判
お店の口コミや評判を調べて参考にすることで、以下などを把握することができます。
- 店内の雰囲気はどうなのか
- 実際に働いている女性の接客について
- 来店したお客さんの評価
求人情報で口コミ・評判を確認することができない場合は、InstagramやTwitterなどのSNSを活用し、実際に体入した人が投稿した写真や感想がないかを調べてみましょう!
特にガールズバーの場合は、女の子たちが自分たちの接客スタイルやお店の雰囲気をアピールするために、SNSを活用することが多いため、参考にすることができます。
ただし、口コミはあくまでも個人の感想のため、100%鵜呑みにするのは危険です。あくまでも参考程度にチェックしておくことをおすすめします。
2. 時給
「ガールズバーで働く」となると、その目的はやはり普通のバイトよりも高いお給料ですよね。
求人情報では、ガールズバーでも時給3,000円スタートや、体入時給5,000円など、魅力的な数字が多く並んでいます。
しかし、求人によってはフタをあけたら以下のように少しずるい掲載の仕方をしているところもあります。
- 実は売り上げ変動制で掲載している時給は過去の最高額を掲載している
- バックがついた場合を想定した時給を掲載している
求人に掲載されている時給の金額が本当にもらえるのかどうか、きちんと確認しましょう。
求人に掲載される時給は、時期によっても変動します。一般的にガールズバーの繁忙期である6~7月、12~1月は時給が高い傾向。閑散期の2月と8月は時給が低い傾向です。
3. 支払い方法
体験入店の時の給料の支払いは、現金で支払われることが一般的です。
一部の店舗では給料を銀行振り込みで支払うこともあり、支払いタイミングは『月末に振り込まれる』、『週末に振り込まれる』など店舗によって様々です。
すぐにお金が欲しい場合は「全額日払い可」のお店で体入するようにしましょう。
給料の支払い方法は求人に書かれていないことも多いので、面接時に『体入で働いた分の給料の支払いについて』は必ず確認するようにしましょう。
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4. シフトの柔軟さ
ガールズバーでの体入を考えている女性の中には、昼の仕事をやりながらガールズバーの仕事も両立したいと思っている方も少なくはありません。
週何日、何時間から勤務可能か、週末のみでも大丈夫かなど、昼の仕事に差し支えがない程度に副業として働けるか、仕事をする上で気になることは質問しておきましょう。
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5. ノルマやペナルティ
ガールズバーに限らず、夜の仕事では「ノルマ」や「ペナルティ」があるお店もあります。
ノルマは、ドリンクや指名(指名制度を導入しているガールズバーのみ)を勤務中にどれくらい獲得しなくてはならないかが決まっています。
ペナルティは主に当日欠勤や遅刻などで発生する罰金のことです。
ガールズバーで体入をする際は、「どんなノルマがあるのか」、「ノルマは自分にこなせそうなものか」、「何に対してペナルティ課せられるのか」などをを見極めるのが重要です。
大々的に「ノルマ」「ペナルティ」と書かなくても、似たような制度があるガールズバーも稀に存在します。求人情報に騙されず、体入時にシステムを詳しく質問しましょう。
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6. 身分証の提示を求められるか
身分証は、酒類を提供するお店や接待の伴うお店では、年齢を確認するために必ず提出する必要があるものです。
また、風営法では「午後10時から翌日の午前6時までの時間において18歳未満の者を客に接する業務に従事させることを禁止」と定義されており、原則高校生不可、18歳以上の募集が主です。
身分証の提出がいらないということは、「年齢を詐称していてもバレない=未成年を雇っている可能性がある=違法性があるガールズバーの可能性がある」ということでもあります。
身分証の提出を求められないガールズバーは、体入する前に見送った方が得策と言えるでしょう。
ガルバで体入する時に気をつけること・注意すること
挨拶はしっかり行う
より良い第一印象を残す上で大切なのは、ハキハキとした挨拶であることは、昼の仕事もガールズバーも変わりません。
ガールズバーはフランクな雰囲気の店舗が多く、挨拶も”なあなあ”になっているケースもよく見られます。だからこそ、ガールズバーで体入をする際は最初にきちんと挨拶をして良い印象を残せるチャンスでもあるのです。
必要な持ち物を忘れない
ガールズバーの体入は、面接した後に行うことも珍しくありません。
そう言った時のため、ハイヒールやストッキングなどといったガルバの体入時に必要な持ち物は、事前確認してあらかじめ持っていった方が良いでしょう。
当日必要なものの持ち物の例としては、以下のようなものがあります。
履歴書 | 履歴書は、その場で書くこともあるので不要の店舗もあります。 |
筆記具、ノート | ガールズバー側が出すアンケートなどに記入することもあるため、筆記具は持ち込んだ方がいいでしょう。また、店のルールなどをメモするノートもあると印象が良いかもしれません。 |
身分証明書 | マイナンバーカードや免許証、パスポートなど、顔写真と生年月日がわかるものが望ましいです。 |
体入用の靴や服 | 体入時の服装がわからない場合は、お店に問い合わせましょう。 |
ハンカチ | お客さんのグラスの水滴を拭き取ったり、誤ってこぼしてしまった際にハンカチを使い拭き取るのに使用します。 |
メイク道具 | 長時間の勤務により化粧が崩れたり、髪型が乱れたりすることがあります。メイク直しをするためにも普段使っているメイク道具を持参するようにしましょう。 |
従業員同士の人間関係
ガールズバーで体入するときに1番目につくのは、従業員同士がどのようにコミュニケーションを取っているかですね。
ガールズバーで働いている女性たちの雰囲気が悪い、など何か少しでも“おかしいな”と思うことがあれば、そのガールズバーで勤務するのは見送った方がいいかもしれません。
求人に記載されている条件と相違はないか
ガールズバーによっては、時給やシフトの融通などが求人情報と違う場合もあります。
とはいえ、求人通りかどうかは、体入や面接だけでは本当のところまでは推し量ることは難しいかもしれません。体入時に、ガールズバーで働く女性たちからそれとなく聞いてみるのも良いでしょう。
ガールズバーのバイト時給の相場は?実際の平均時給や「嘘の時給」の真相を解説法律違反していないか
ガールズバーと法律というと結びつきにくい面もありますが、ガールズバーでは日常的に、以下のような法律違反をしていることがあります。
路上に立っての客引き(キャッチ)
路上に立っての客引きは、風俗営業法違反・迷惑防止条例違反・軽犯罪等に問われる違法行為です。
しつこい声かけや進路に立ち塞がるなどのキャッチをしている場合は明らかに法律に抵触しているため、そういったガルバは体入時点で見送った方がいいでしょう。
クレジットカードの手数料をお客様から徴収する
こちらは厳密には法律違反ではありませんが、本来カード手数料は加盟店がカード会社に支払うべきお金です。
その手数料をお客様から徴収しているガルバは、法律違反とは行かずともモラルに反し、カード会社との規約に違反していることになります。
お客さんの隣に座っての接客
ガールズバーでは、あくまでも飲食店として営業しているため、お客さんの隣に座って、お酒を提供するなどの接待に当たる接客は禁止されています。
「女の子に負担をかけない座っての接客」という触れ込みのガールズバーは多いものの、体入時点でそういう接客をしていることがあったら法律違反している可能性がありますので本入店は見送りましょう。
ガールズバーのバイトは危ない?やめたほうがいい危険なお店を教えます体入時の注意点を理解した上で
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ガールズバーで体入した際に合わないと感じたら本入店はしっかり断ろう
ガルバの体入は、お店との相性やスタッフとのコミュニケーション、お客様との接客など、自分に合うかどうかを判断するためのものです。
体入してみて、合わないと感じたら無理に続ける必要はありません。体入したお店の人から「ぜひ本入店して欲しい」と言われたとしても「自分にはお客さんの雰囲気が合いませんでした」など理由をハッキリと伝えた上で、本入をお断りしましょう。
しかし、体入だけを繰り返して、本入をしないことを続けていると『体入荒らし』としてマークされてしまい、ガールズバーでの体入事態をお断りされてしまうこともある為、その点は気を付けましょう。
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まとめ
なんとなくで行われがちなガールズバーの体験入店。しかし、自分に合うお店で働くためにはしっかりと情報を収集し用意周到に臨むことが重要です。
体入前には、口コミや評判、給料や支払い方法、シフトの柔軟さ、ノルマやペナルティ、身分証の提示を求められるかなど、チェックするポイントがあります。
また、体入時には挨拶や持ち物などに気をつける必要もあります。従業員同士の人間関係も重要です。求人に記載されている条件と相違はないか確認し、法律違反になっていないかもチェックしましょう。
もし、体験入店をして“合わない”と感じた場合は本入を断りましょう。安心して体入応募するためには、大手求人サイト経由で応募するのがおすすめです。
体入前にこれらのポイントを抑え、自分に合ったガールズバーで活躍しましょう!