「夜型人間だけど自分に合ったおすすめの仕事ってあるかな?」
「夜型人間が仕事を選ぶ上で気を付けるべきポイントを知りたい!」
夜型人間にとって悩みのタネとなるのが仕事ですよね。
仕事があるのに朝起きれない、日中は眠くて上手く集中できないといった人も多いのではないでしょうか。
一方で、現在では多様な働き方が広がっており、夜型人間が活躍できる仕事も増えています。
コンビニやホテルなどの職種では24時間体制でスタッフが働いており、夜間のシフトに入れる人材を求める企業も少なくありません。
また、夜型人間であれば思い切ってナイトワークの世界にチャレンジしてみることで、あなたの能力を活かしながら高収入を得られるかもしれませんよ。
この記事では、夜型人間が仕事を選ぶ上でのチェックポイントとおすすめの職種を解説します。
朝起きれない人や仕事選びに悩む夜型人間は、ぜひ参考にしてください。
夜型人間って仕事するのが難しい?
夜型人間が仕事をするのが難しい理由は、多くの仕事が日中中心の勤務になるからです。
しかし、現在ではフレックス制度を導入する企業も多く、夜型人間であっても柔軟な働き方ができる仕事も増えています。
とはいえ、日中に仕事に行き夜は家族や自分の時間として過ごすのが一般的になっているため、夜型人間は周囲の人と完全に生活リズムを合わせるのは難しいというのは事実です。
ただし、夜型人間であっても工夫次第で仕事に就くことは可能です。
また、現在は夜型人間が活躍できる仕事もたくさんあるため、自分のやりたいことやピッタリの職業を見つけましょう。
朝弱いのは努力の問題ではない
世間では、「朝が弱いのは本人の意志の弱さや努力不足が原因だ!」といった風潮がありますが、必ずしもそうとはいえません。
朝起きられない原因としては、以下のケースが考えられます。
- 疲労が溜まりすぎている
- 自律神経が乱れている
- 何らかの病気が隠れている
また、しっかりとした食事や睡眠を心掛けているにも関わらず朝起きられないのであれば、自身の特性であるという風に捉えましょう。
一般的な生活リズムに合わないからといって自分自身を責めてしまうと、プレッシャーから余計朝起きられなくなってしまうこともあるため注意が必要です。
夜型人間が仕事を選ぶ上でのチェックポイント
夜型人間が朝型の生活リズムに戻せるのであれば仕事の選択肢が広がる可能性もありますが、難しい様であれば以下のチェックポイントを基準に仕事を選びましょう。
ここでは、夜型人間が仕事を選ぶ上で意識したいポイントを4つ解説します。
1.拘束時間がどのくらいか
夜型人間が仕事選びをする際に意識したいのが拘束時間です。
夜勤の仕事の場合には、日勤の人と交代するまでに業務が終わらなければ残業が発生することも考えられます。
また、夜の時間帯の仕事は最低限の人員で回すこともあり、業種によっては一人ひとりに与えられる作業量が多くなってしまうことも。
拘束時間はどの位か、残業は毎月何時間程度発生しているのかを事前に確認することで、その仕事や職場が人手不足かどうかを判断できます。
2.自分がどの職種に就きたいか
夜型人間は、自分がどの職種に就きたいのか自己分析することも大切です。
全ての職種で夜勤ができるわけではありませんが、自分がどの職種に就きたいのかを事前に明確にしておくことで仕事も絞りやすくなります。
朝起きられないので夜勤を選びたい、もしくは、自分のやりたい職種を優先したいなど、自分自身の特性と相談しながら仕事を決めましょう。
3.エリアの治安はどうか
夜型人間が仕事探しをする場合には、勤務先周辺の治安についても確認しておきたいものです。
夜勤の場合、出勤は夕方から夜、退勤は早朝の時間帯になることがほとんどです。
人通りの少ない暗い夜道を通る可能性もあるため、エリアの治安も合わせて確認しましょう。
また、夜勤の場合女性NGといった職種もあるため、事前に応募条件もチェックしてくださいね。
4.交代勤務は無いか
夜型人間が仕事を選ぶ際には、交代勤務の有無も確認しましょう。
製造業や食品工場などでは、「夜勤と日勤を1週間ごとに交代」「三交代制」という様に勤務時間がローテーションとなることがあります。
ローテーション制の勤務スタイルの場合には日勤も入る可能性があり、さらに、生活リズムを一定期間ごとに変える必要があるため体力的な負担も大きいです。
求人に応募する際には、交代制の勤務がないか、固定時間での勤務の可否といったこともしっかりとチェックしておきましょう。
朝弱い夜型人間におすすめな仕事
朝起きれない夜型人間にもおすすめな仕事はたくさんあります。
夜の時間帯のみ、日勤もあるが交代制はなしといった仕事も多いため、あなたが活躍できる環境が見つかること間違いなし。
ここでは、夜型人間に特におすすめしたい仕事を6つ紹介します。
ナイトワーク
ナイトワークは勤務時間が夜に限られるため、夜型人間にピッタリの仕事です。
ナイトワークといっても様々な種類があり、キャバクラ、スナック、ガールズバー、パブクラブなどの中から自分に合った仕事を見つけることが可能です。
また、ナイトワークは柔軟な働き方ができるという点も見逃せません。
例えば、女性であれば1日3時間程の勤務から始められるお店も多く、無理なく仕事を始められます。
そして、出勤時間も20時や21時頃からがメインとなり、万が一終電を逃してしまった場合にも送り制度を利用すればお店のスタッフが自宅まで送迎してくれるため、暗い夜道を歩いて帰る心配もありません。
高収入かつ柔軟な働き方の両方を叶えたいという夜型人間は、ぜひナイトワークにチャレンジしてくださいね。
コンビニの夜勤
コンビニの夜勤は、最も身近な夜の仕事のひとつです。
店舗数も多いため倍率も高くなく、ある程度の常識があれば採用されることがほとんどです。
また、夜間は利用者も少ないため、比較的ゆったりとしたペースで働くことも可能です。
ただし、防犯上の観点などから夜間の女性スタッフを雇っていないコンビニも多いため注意が必要です。
医療系の仕事
夜型人間には、医療系の仕事もおすすめです。
入院患者がいるなど24時間体制の医療現場の場合には、日勤のほかに夜間専門スタッフを常駐させているのが基本です。
看護師免許などを持っていることが原則となりますが、一生職に困ることがない仕事であるため、夜勤を目的として医療スタッフを目指すことは十分に選択の余地があります。
また、入院患者がいる現場だけでなく、夜間診療を受け付けている病院では遅出のスタッフを募集し、診療が終わる22時〜23時頃に退勤できるケースなどもあります。
ホテルスタッフ
ホテル業界も夜型人間におすすめしたい仕事のひとつです。
医療現場と同じく24時間体制で宿泊客の対応をすることとなりますが、夜間は問い合わせが少なくなる時間帯であるため忙し過ぎることはありません。
一方で、ホテルは夜勤固定ではなく交代制のシフトとなることもあるため、求人に応募する際にしっかりと勤務形態を確認しておきましょう。
ホテルスタッフは特別な資格や免許は必要ありませんが、常に宿泊客第一で行動するホスピタリティ精神が求められることとなります。
配信者
近年夜型人間から注目を集める仕事といえば配信者です。
現在では17LIVEやポコチャをはじめとしたライブ配信アプリが人気を集めていますが、夜の時間帯にリスナーが増える傾向にあります。
画面越しに会話をすることが得意、自分自身に特技がある、どうしても家から出たくないといった人であれば、夜間帯の配信者としてデビューすることもおすすめです。
配信者は、リスナーが多くなればなるほど収益も増えるため、稼げる金額に上限はありません。
ガッツリと本業にしたいという人はもちろん、まずは副業からチャレンジしてみたいという夜型人間にもピッタリな仕事といえるでしょう。
フリーランス
フリーランスは、基本的に自分自身の裁量が大きい仕事です。
日中にクライアントとの打ち合わせなどはあるものの、自分で予定を決めやすいため、生活スタイルを重視しながら働きたい夜型人間におすすめです。
職種によってはごく稀に朝から活動しなければならないこともありますが、自分だけの作業で完結する仕事であれば問題ありません。
ただし、フリーランスは徹底した自己管理がものをいう世界であるため、スケジュール管理が苦手な人には向きません。
まとめ:朝起きれない夜型人間でも活躍できる仕事はある!
この記事では、夜型人間が仕事を選ぶ上でのチェックポイントとおすすめの職種を解説しました。
朝起きれないのは、本人の意志の弱さや努力不足の問題だけではありません。
疲労が溜まりすぎていたり自律神経が乱れている、あるいは、自身の生まれ持った特性など様々な原因が考えられます。
一方で、朝起きれない夜型人間であっても活躍できる仕事はたくさんあります。
コンビニの夜勤、医療系の現場、ホテルスタッフをはじめとした仕事では、夜型人間が中心となって活躍しています。
また、ナイトワークの世界であれば働く時間が夜に限定されるため、あなたの能力を遺憾なく発揮できるかもしれませんよ。
様々な職業がありますが、どの仕事を選んでも身に付けられる能力はたくさんあります。
自分自身が今後どの様な生活を送るのが理想か、無理なく働くためには何ができるかといった観点から仕事を選んでくださいね。