「キャバクラでの爆弾って何・・・?」
「爆弾してしまったらどうなるの・・・?」
キャバクラの世界には独特のルールや慣習がありますが、その中でも「爆弾」と呼ばれる行為は特に注意が必要です。
この記事では、キャバクラでの爆弾の実態や、なぜいけないのか、そしてどうすれば避けられるのかについて詳しく解説していきます。
キャバ嬢として働く上で、知っておくべき大切な情報ばかりですよ。
キャバクラでの爆弾とは?
キャバクラ業界で「爆弾」というと、他のキャバ嬢の顧客を横取りしたり、無理やり自分の客に変えようとしたりする行為のことを指します。
これは単なる営業戦略ではなく、お店のルールや業界のモラルに反する行為とされています。
爆弾行為は、短期的には自分の売上を上げられるかもしれません。でも、長期的に見るとお店全体の雰囲気を悪くしたり、キャバ嬢同士の関係を壊したりする原因になってしまうんです。
だからこそ、多くのお店で厳しく禁止されているんですね。
似ている言葉「爆弾サイト」とは違う!
キャバクラの「爆弾」は、ネット上の「爆サイ」とは全く違うものです。
爆サイは口コミサイトの一種で、お店や嬢の情報が書き込まれる掲示板のこと。一方、キャバクラの爆弾は実際の店内での行為を指します。
名前は似ていても、全く別物なので混同しないように注意してくださいね。
キャバクラの爆弾の具体例は?
キャバクラでの爆弾行為には、いくつかのパターンがあります。
具体的にどんな行為が爆弾に当たるのか、例を挙げて説明していきますね。
他のキャバ嬢を指名しているお客さんを取る
キャバクラでの爆弾行為の中でも、最も典型的なのが他のキャバ嬢を指名しているお客さんを奪うことです。これは、単なる営業努力の域を超えた、明らかなルール違反とされています。
具体的には、次のような行為が該当します。
- 他の子が担当しているテーブルに頻繁に行って話しかけたり、自分の方が楽しませられると売り込んだりする
- 他の子の指名客に対して、露骨に自分への指名を促すような発言をする
例えば、「〇〇ちゃんより私の方が盛り上げられるよ」とか「次は私を指名して」といった直接的な誘いかけは絶対NGです。たとえ冗談のつもりでも、お客さんを困らせたり、他のキャバ嬢との関係を悪化させたりする原因になります。
お客さんの気を引こうとするのは自然なことかもしれません。ですが、他のキャバ嬢が築いた関係を壊すような行為は避けるべきです。
ヘルプの席での連絡先交換
他のキャバ嬢を指名しているお客さんを取るまではいかずとも、ヘルプの席での連絡先交換も爆弾行為とされています。
ヘルプとは、自分の担当ではないテーブルを手伝うことです。忙しい時期には頻繁に行われますが、ここで気をつけなければならないのが連絡先の交換です。
キャバクラのヘルプって何?ルールやマナーからトラブル対応まで解説♪たとえお客さんから求められても、「お店のルールなので」と丁寧に断るのが正しい対応です。
ヘルプの際は、あくまでも「手伝い」に徹することが大切です。
お客さんに枕営業をすること
枕営業は、最も深刻な爆弾行為の一つです。枕営業とは、お客さんと性的な関係を持つことで、指名や売上を増やそうとする行為を指します。
キャバ嬢は枕営業をしてるって本当?枕のデメリットと上手な断り方!多くのキャバクラでは、枕営業は絶対禁止です。
また、枕営業は他のキャバ嬢との公平な競争を著しく損ないます。純粋に接客スキルや魅力で勝負している子たちにとっては、大変不公平な状況を生み出してしまいます。
お店側も、枕営業が発覚した場合は即刻解雇など、厳しい処分を下すことがほとんどです。
キャバ嬢としてのキャリアだけでなく、将来の人生にも大きな影響を与える可能性があるので、絶対に避けるべき行為です。
キャバクラ在籍中に他店に体入する
在籍中の店舗に内緒で、他の店に体入(体験入店)することも爆弾行為の一種です。これは、現在のお店の営業時間中に別の店で働く行為も含みます。
多くのキャバクラでは、在籍中の他店勤務を禁止しています。なぜなら、これはお店への裏切り行為とみなされるからです。
また、他店でのアルバイトがバレた場合、即刻解雇されるケースも少なくありません。たとえ現在の店に不満があっても、きちんと退職の手続きを踏んでから次の店を探すのが正しい方法です。
在籍中の他店体入は、短期的には収入増加につながるかもしれません。しかし、バレた時のリスクを考えると、決して賢明な選択とは言えません。
キャバクラの爆弾はナゼいけないの?
爆弾行為が禁止されている理由は、単に「ずるい」からではありません。お店全体やキャバ嬢同士の関係に悪影響を与えるからなんです。
具体的にどんな問題があるのか、見ていきましょう。
お店や他のキャバ嬢からの信頼を失くす
爆弾行為をすると、まず間違いなくお店や他のキャバ嬢からの信頼を失ってしまいます。
でも、爆弾をする子がいると、そのチームワークが崩れてしまいます。
他の子は「自分の客を取られるかも」と警戒するようになり、お店の雰囲気も悪くなってしまうんです。結果として、お客さんも居心地が悪くなって、店の売上全体が下がってしまう可能性もあります。
信頼関係が壊れると、シフトを減らされたり、良い席に座れなくなったりすることも。長く働き続けるためにも、信頼関係を大切にすることが重要です。
自分の評判や将来のキャリアに悪影響
爆弾行為は、自分自身の評判も落としてしまいます。キャバクラ業界は意外と狭い世界。一度爆弾をした子という評判が立ってしまうと、他のお店に移っても信頼してもらえない可能性があります。
将来、キャバクラを卒業して別の仕事に就く時も、人間関係や信頼関係の大切さは変わりません。爆弾行為をしてしまうと、そういった基本的なスキルが身につかないまま卒業することになってしまうかもしれません。
短期的な売上よりも、長期的な信頼関係を築くことの方が、キャリアにとってずっと大切なんです。
爆弾をしたキャバ嬢にペナルティはある?
爆弾行為が発覚した場合、多くのお店では厳しいペナルティが科されます。
具体的にどんなペナルティがあるのか、見ていきましょう。
お店をクビになる
最も重いペナルティは、即刻解雇です。特に悪質な爆弾行為や、再三の警告を無視して繰り返した場合は、クビになる可能性が高いです。
クビになるということは、その店での収入が突然なくなるだけでなく、次のお店に移籍する際にも悪影響を及ぼす可能性があります。
キャバクラ業界は意外と狭いので、評判が広まってしまうと他の店に就職するのも難しくなるかもしれません。
給与のカット
クビまでいかなくても、給与のカットというペナルティを科すお店もあります。例えば、基本給を減らされたり、ドリンクバックの割合を下げられたりすることがあります。
給与が減ることで、爆弾行為のリスクの大きさを実感することができるんです。
出勤日数の制限
爆弾行為が発覚した場合、出勤日数を制限されるというペナルティもあります。例えば、週末や繁忙期の出勤を禁止されたり、シフトの希望が通りにくくなったりすることがあります。
出勤日数が減ると、当然収入も減ってしまいます。また、良い時間帯に働けないことで、常連のお客さんとの関係性も薄れてしまう可能性があります。
指名の制限
爆弾行為の対象となったお客さんの指名を受けられなくなるペナルティもあります。せっかく獲得したお客さんでも、爆弾行為だと判断されれば、そのお客さんとの接客を禁止されてしまうんです。
爆弾行為で得たお客さんとの関係を継続させないことで、他のキャバ嬢からの信頼を回復するとともに、競争の公平性を保つ為に行われます。
キャバクラで爆弾をしない為には?
爆弾行為は厳しいペナルティの対象になりますが、未然に防ぐことは可能です。
どうすれば爆弾を避けられるのか、具体的な方法を見ていきましょう。
キャバクラのルールを確認する
爆弾を避けるための第一歩は、お店のルールをしっかり確認することです。
多くのキャバクラでは、入店時に伝えられる事がありますが、キャバクラでの当たり前のルールなので説明してくれないスタッフも居ます。
もし不明な点があれば、遠慮なく店長や先輩に質問しましょう。ルールを正しく理解していれば、意図せず爆弾行為をしてしまうリスクも減らせます。
自然な出会いを大切にする
爆弾行為をせずにお客さんを獲得するコツは、自然な出会いを大切にすることです。他の子の客を奪おうとするのではなく、自分の魅力を活かして新しいお客さんを呼び込む努力をしましょう。
自然な形でお客さんとの関係を築いていけば、爆弾をしなくても売上は上がっていきます。
まとめ:キャバクラでの爆弾行為は絶対NG!自分の信頼や成功の為にルールを知ろう
キャバクラでの爆弾行為は、短期的には売上アップにつながるかもしれません。でも、長期的に見ると自分自身にも、お店にも悪影響しかありません。
爆弾行為を避け、正々堂々と働くことが、キャバ嬢として成功する近道なんです。
お店のルールを守り、自分の魅力を活かして自然にお客さんを獲得していきましょう。そうすれば、お店からの信頼も得られ、長く安定して働き続けることができますよ。
キャバクラの仕事は、人間関係が全て。爆弾に頼らず、誠実に働くことで、きっと素敵な関係性を築いていけるはずです。
また、困ったことがあれば、必ず店長や先輩に相談するようにしましょう。
一人で抱え込まず、周りの助けを借りることも大切です。キャバクラでの成功は、ルールを守り、周りとの良好な関係を築きながら、自分の魅力を最大限に活かすことから生まれるのです。