ラウンジの接客マニュアル!覚えるべき接客マナーや売れる為のコツについても

ベットの端でこちらを見る黒いドレスの女性

ラウンジで働いてみたい!でも、接客ってどうすればいいんだろう…?そんな不安を抱えている女の子も多いはず。

確かにラウンジの世界は、外から見るとちょっと近寄りがたい印象があるかもしれません。でも大丈夫!実は意外とシンプルなルールがあって、それさえ押さえておけば誰でも素敵なラウンジ嬢になれちゃうんです♪

運営事務局
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この記事では、ラウンジ嬢の接客や、どんな接客をすれば成功するのかを解説していきます。これからラウンジで働きたい子も、すでに経験がある子も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ラウンジの接客は何をすればいいの?

バーカウンターにある水しぶきが出ているドリンク

ラウンジでの接客で一番大切なのは、お客さんに心地よい時間を過ごしていただくこと。細かいおもてなしや無理な盛り上げは必要ありません。

お客さんの話に真摯に耳を傾け、会話を楽しみながら、上質な空間でくつろいでいただくことが基本になります。

大切なのは、自然体で接することと、お客さん一人ひとりに合わせた対応ができること。初めは緊張するかもしれませんが、基本的な心構えを知っておけば安心です。

ラウンジでの接客は「お客さんとの会話」

ラウンジの接客はお客さんとの会話が基本です。ただおしゃべりをするのではなく、お客さんの興味や関心に寄り添った会話を心がけましょう。

ラウンジでの接客で・・・

まずは、お客さんの表情やしぐさをよく観察すること。疲れた様子なら、ゆっくりと話を聞くスタンスで。元気そうなら、明るく楽しい会話を心がけます。

話題選びも重要です。仕事の話は控えめにしつつ、趣味や好きなものの話で盛り上がるのがベスト。お客さんが話したそうな雰囲気を感じたら、適度に質問を投げかけて会話を広げていきましょう。

相手の気持ちに寄り添う共感力が、会話を充実させるポイント。「そうなんですね」「素敵ですね」といった相づちも、表情や声のトーンを工夫すると、より自然な会話になります。

ラウンジの接客は細かいサービスが無い

ラウンジの接客は会話が全てで、他の夜職と違い細かいサービスが無いんです。

ラウンジとキャバクラの接客の違い

・キャバクラの接客
タバコに火を付けたり、灰皿の交換をしたり、ドリンクを作ったりと、きめ細やかな気配りが必要不可欠。また、お客さんの隣に座って一緒にお酒を飲んだり、ゲームで盛り上がったりすることも多いんです。

・ラウンジの接客
キャバクラのような細かいサービスはありません。タバコはお客さんが自分で火を付けるのがルールで、ドリンクの提供は黒服(ボーイ)が行ってくれます。ラウンジ嬢に求められるのは、上質な会話と落ち着いた雰囲気作り。

また、お客さんの層も違います。ラウンジには、富裕層の方も多く来店する事が多く、接待の場としても利用される事が多いんです。

そのため、騒がしい演出や過度な盛り上げは避け、お客さんのペースに合わせた柔らかな接客を心がけましょう。

ラウンジの接客の流れ

赤いドレスと水色のバッグを持った女性の手元

お客さんが来店されてから帰られるまで、基本的な接客の流れをしっかり押さえておきましょう。

STEP1:お客さんの入店時

黒服(ボーイ)の後について笑顔で丁寧にご挨拶。「いらっしゃいませ」の声は、明るく温かみのある口調を心がけましょう。席へのご案内は、お客さんの少し前を歩き、テーブルまでスムーズに誘導します。

STEP2:席に付いた時

最初の5分が大切。ご機嫌を伺いながら、その日のお客さんの様子を見極めます。お仕事でお疲れの様子なら、ゆっくりとした口調で。元気そうなら、明るい雰囲気で接していきましょう。

STEP3:会話が始まった時

話題を上手にリードするのがコツ。最初は世間話から入り、徐々にお客さんの興味のある話題へ。でも、深入りしすぎないよう注意が必要です。お客さんの反応を見ながら、適度に場を和ませることも大切。でも、ラウンジならではの落ち着いた雰囲気は保ちましょう。

STEP4:席を外すとき

必ず一言声をかけてから。戻ってきたときも、さりげなく会話に戻れるような言葉かけを忘れずに。

STEP5:お見送りの時

帰り際は、また来ていただけるような温かい雰囲気で。「お気をつけてお帰りください」など、心のこもった言葉でお見送りしましょう。

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ラウンジ嬢が知っておくべき接客マナー

シャンパングラスを乾杯する男女の手元

ラウンジでの接客には、守るべき基本的なマナーがいくつかあります。

お客さんに気持ちよく過ごしていただくため、身だしなみや立ち振る舞いには特に気を配りましょう。香水は控えめに、メイクも派手すぎない清潔感のあるものを。

また、ラウンジの接客では、適度な距離感を保ちながら、品のある対応を心がけることが大切です。

これらの基本マナーを押さえることで、自然と素敵なラウンジ嬢になれますよ。

お客さんに合った言葉遣い

ラウンジでの言葉遣いは、シーンや状況によって柔軟に変える必要があります。

お客さんに合った言葉遣いの例

・初めてのお客さん
まず丁寧な対応を心がけましょう。「です・ます」を基本に、様子を見ながら距離感を掴んでいきます。特に最初の30分は、お客さんの雰囲気を見極めることが大切です。

・接待での来店の場合
ビジネスの場という意識を持って。会社の上司・部下の関係性を察しながら、主役のお客さんを立てた言葉遣いを意識します。この場合、カジュアルすぎる言葉は避け、終始節度のある対応を心がけましょう。

・常連のお客さん
前回までの関係性を活かした自然な言葉遣いで。ただし、お店という場所柄、なれなれしくなりすぎないよう注意が必要です。

・友達同士のラフな席
場の雰囲気に合わせてフレンドリーな対応も可能です。ただし、お客さん同士の関係性をよく観察し、盛り上げすぎて空気を壊してしまわないように気をつけましょう。

どんな場合でも、品格は保ちつつ、その席にふさわしい言葉遣いを心がけることが、ラウンジ嬢としての大切なスキルです。

触れてはいけない話題を知る

ラウンジでの会話を楽しく保つには、避けるべき話題をしっかり把握しておくことが大切です。

ラウンジでは・・・

政治や宗教の話は避けましょう。どんなに詳しくても、これらの話題は人それぞれ意見が違うもの。また、他のお客さんや他店の悪口も絶対NG。たとえお客さんから振られても、上手に話題を変えましょう。

また、お客さんの職場の人間関係や、家族の話も要注意。深入りしすぎると、プライバシーに踏み込みすぎてしまう可能性があります。さらに、お客さんの収入や、ブランド品の値段などもデリケートな話題。

もしお客さんからそういった話が出たときは、軽く受け流すスキルが必要です。「そうなんですね」と相づちを打ちつつ、自然に違う話題に移行するのがコツです。

他のラウンジ嬢との連携

ラウンジの特徴として、複数のラウンジ嬢で一つの席を担当するスタイルがあります。この時、チームワークの良さがお客さんの満足度に大きく影響します。

同じ席についたラウンジ嬢との息の合った接客が重要です。一人が話しているときは、他のラウンジ嬢は相づちを打ちながら、自然な形で会話に参加できるタイミングを待ちます。話題が途切れそうになったら、さりげなくフォローし合うのがポイント。

運営事務局
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また、複数で座る場合は、お客さんの隣に座るかも意識しましょう。経験のあるラウンジ嬢が主導して進めたり、お客さんとの相性が良いラウンジ嬢を中心にしたり。その日の状況に応じて、自然な形で座る位置を決めていきます。

お酒を飲むペースも合わせることが大切。一人だけ盛り上がりすぎたり、逆に静かすぎたりすると、テーブルの雰囲気が崩れてしまいます。席についている全員で、程よい距離感とテンションを保つように心がけましょう。

それぞれの得意分野を活かすのも効果的です。話が得意、聞き上手、場を和ませるのが上手など、それぞれの特徴を活かしながら、全体としてバランスの取れた接客を目指します。

一般的なビジネスマナーは必要

ラウンジでの接客には、一般的なビジネスマナーの知識も欠かせません。

仕事をする上で、名刺をお渡しする機会があるかもしれません。その際は、両手で丁寧にお渡しし、軽く一礼するのが基本。また、お客様の目線よりも低い位置から差し出すなど、細かな所作も意識しましょう。

お酒を飲む際のマナーも重要です。特に乾杯の時は、目上のお客様のグラスより低い位置で軽く触れる程度に。グラスを強く当てたり、派手な掛け声は避けましょう。

特に・・・

接待での来店時は注意が必要です。お客様同士の上下関係を素早く見極め、席次や言葉遣いに反映させましょう。上座・下座の理解も必須です。

基本的なマナーを身につけることで、より自然な形でお客様をおもてなしできるようになります。

清潔感ある身だしなみでお迎えする

ラウンジ嬢として大切な第一印象は、清潔感のある身だしなみから作られます。

服装は派手すぎず、でも華やかさのある装いを心がけましょう。真っ黒な服装は重たい印象になるので、パステルカラーや上品な柄物を取り入れるのがおすすめ。

運営事務局
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ただし、露出の多い服装は避けて、エレガントな雰囲気を大切にします。

メイクも自然な仕上がりを意識して。つけまつげは派手すぎないものを選び、リップの色も明るすぎない上品なものを。ネイルは短めで清潔感のあるデザインにし、香水は控えめにつけるのがポイントです。

髪型は、お客様の顔が見えやすいようにまとめるのが基本。黒髪や暗めの髪色で、清潔感とラグジュアリーな雰囲気を演出しましょう。寝ぐせやほつれ髪にも気を配り、必要に応じて直すことを忘れずに。

何より大切なのは、毎日のケア。肌の手入れや歯のケア、爪のお手入れなど、細かな部分まで気を配ることで、自然と清潔感のある印象を作ることができます。

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ラウンジで売れる為の接客のコツ

5つの星の中の1つを触る女性の手

ラウンジ嬢として指名を獲得するには、基本的な接客マナーに加えて、ちょっとした工夫が必要です。

お客さんの心に残る接客をするには、自然体でありながらも計算された気配りが大切。一度きりのお客さんではなく、常連として通っていただけるような関係作りを意識しましょう。

また、他のラウンジ嬢との差別化も重要です。派手なパフォーマンスは必要ありませんが、自分らしさを活かした接客で、お客さんの印象に残ることを心がけましょう。

会話のペースはお客様に合わせる

お客様との会話で最も大切なのは、相手のペースを見極めること。

元気いっぱいのお客様には明るく楽しく、疲れている様子のお客様にはゆっくりと。特に仕事帰りのお客様は、その日の調子が様々です。表情や声のトーン、お酒を飲むペースなどから、お客様の気分を読み取りましょう。

最初の10分で・・・

その日のお客様の様子を把握するのがコツ。話したい様子なら、上手に話を引き出し。静かに過ごしたい様子なら、適度な距離感を保ちながら、心地よい空間作りに徹します。

特に気を付けたいのは、お客様が話し始めたときの対応。目を見てしっかりと耳を傾けましょう。相づちは控えめに打ちながら、お客様の表情や声のトーンの変化も見逃さないように。話が一段落したタイミングで、さりげなく質問を投げかけたり、共感を示したりするのが上手な会話のコツです。

また、複数人での会話の場合は、お客様同士の関係性にも注目。誰が主導権を持っているのか、どんな話題で盛り上がっているのかを観察しながら、全体の会話の流れを整えていきましょう。

リアクションは大きめに

会話を盛り上げるコツは、お客さんの話に対する適度に大きなリアクションです。ただし、キャバクラのように派手な相づちは避けましょう。

代わりに、表情や声のトーンで興味を示すのがラウンジ流。「へぇ!」「すごいですね!」といった言葉も、品のある範囲で大きめに返すと、お客さんも話しやすくなります。

話をより深めたいときは、「その話、とても興味深いです」「もっと詳しく教えていただけますか?」など、知的好奇心をさりげなく示すのがポイント。人と会話することが好きなお客さんは、自分の趣味や経験を共有したがる傾向にあります。

特にビジネスの話や趣味の話では、「なるほど!」「そうなんですね!」と、声のトーンを少し上げて反応すると喜ばれます。

運営事務局
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ただし、相手の話の腰を折らないよう、タイミングには気を付けましょう。お客さんが話している最中の大きな相づちは、話の流れを遮ることになりかねません。

さりげないボディタッチを混ぜる

ラウンジでは、品のある距離感を保ちながら、控えめなスキンシップを心がけましょう。

お客さんが話に盛り上がったときの、肩への軽いタッチ。グラスを差し出すときの、自然な指先の触れ合い。そんな小さな接触を、さりげなく会話の中に織り交ぜていきます。

ただし・・・

過度な接触は避けること。お客さんの表情や反応を見ながら、心地よい距離感を探っていくのが大切です。特に初めてのお客さんや、接待での来店の場合は、より慎重に接客するようにしましょう。

また、お客さんのジェスチャーや姿勢にも注目しましょう。体を前に乗り出してくる方には、こちらも少し前のめりになって興味を示す。

反対に、後ろに体重を預けている方には、適度な距離を保つ。そんな細かな観察と対応が、自然な距離感を生み出します。

過度な盛り上げはしない

ラウンジでは、落ち着いた雰囲気作りが何より大切です。キャバクラのような派手な盛り上げは、かえってお客さんに疲れを感じさせてしまうかもしれません。

特に、仕事帰りのお客さんは静かな時間を求めていることも。大きな声で笑ったり、無理に話を振ったりするのは避けましょう。代わりに、穏やかな会話と心地よい空間で、お客さんの緊張をほぐしていきます。

お酒を飲むペースも、焦らず様子を見ること。「もう一杯どうですか?」と勧めるのは、お客さんの様子を見てから。グラスが空いてすぐではなく、タイミングを見計らって声をかけるのがベストです。

周りのテーブルの様子にも気を配りましょう。隣の席が接待や商談の場なら、特に静かな対応を心がけます。全体の雰囲気を読んで、その場にふさわしい盛り上げ方を選ぶのが、プロのラウンジ嬢です。

困った事があればすぐ黒服(ボーイ)に相談

ラウンジでは、黒服(ボーイ)との連携が安心して働くためのカギとなります。

お客さんの様子がいつもと違う、酔いが回っている、急な体調不良など、気になることがあれば、すぐに黒服(ボーイ)に報告を。また、お客さん同士のトラブルの予兆を感じたときも、早めの相談が大切です。

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黒服(ボーイ)は店内の状況を常に把握しているプロ。困ったことがあれば、些細なことでも相談してOK。特に新人のうちは、積極的にアドバイスを求めましょう。

一人で抱え込まず、チームで対応することで、より良い接客が実現できます。

お店のコンセプトをしっかり理解する

ラウンジには、それぞれのお店ならではの特徴やコンセプトがあります。

高級店なのか、気軽に立ち寄れる店なのか、どんなお客様をターゲットにしているのか。これらを理解することで、適切な接客ができます。

ラウンジの中でも・・・

会員制ラウンジは、富裕層のお客様が中心。より洗練された接客と知識が求められます。時事問題や経済の話題、海外の最新情報なども把握しておく必要があるでしょう。また、お客様の職業や業界についても、ある程度の知識があると会話が広がります。

ビジネス街のラウンジなら、接待での利用が多いはず。落ち着いた雰囲気作りと、しっかりとした対応が必要です。一方、繁華街のラウンジなら、仕事帰りにくつろぎたいお客様が中心。気さくながらも品のある対応を心がけましょう。

お店の価格帯によっても求められる接客は変わってきます。特に高級店では、ワインやウイスキーの知識、テーブルマナーなども身につけておくと良いでしょう。

また、お客様の好みや来店履歴なども把握して、より上質なサービスを提供できるよう心がけましょう。

自分の魅力を分析して活かす

売れるラウンジ嬢になるには、自分の個性を理解し、活かすことが重要です。

聞き上手なタイプなら、お客さんの話にじっくりと耳を傾け、適切な質問で会話を広げていく。知識が豊富なタイプなら、様々な話題で知的な会話を楽しむ。明るく話すのが得意なタイプなら、その特徴を活かしてテーブルを和ませる。

ただし・・・

個性を押し付けるのではなく、お客さんに合わせて調整することが大切。マイペースすぎず、かといって無理に合わせすぎず。バランスの取れた接客を目指しましょう。

また、自分の得意分野を増やすことも大切。たとえば、最新のニュースをチェックしたり、話題の映画を観たり。日々の努力が、会話の引き出しを増やすことにつながります。

まとめ:ラウンジの接客は会話のみ!最低限の接客マナーとコツを抑えて活躍しよう♡

水色の背景の前でこちらを見る女性2人

ラウンジでの接客は、キャバクラなどと違ってお客様との会話がメイン。タバコに火を付けたり、お酒を作ったりといった細かいサービスはありません。だからこそ、会話力と基本的なマナーさえ押さえれば、誰でも活躍できる場所なんです。

大切なのは、お客様に合わせた柔軟な対応力。接待なのか、お一人様なのか、友人同士なのかで雰囲気は全然違います。その場の空気を読んで、適切な距離感で接することができれば、自然と居心地の良い空間が作れますよ。

また、一人で頑張りすぎる必要もありません。同じテーブルについているラウンジ嬢や黒服(ボーイ)と協力しながら、お客様と楽しめればOK。

ラウンジで働きたい!と思ったらまずは未経験大歓迎のお店で働くのもコツ。先輩ラウンジ嬢の接客を見たり、黒服(ボーイ)も親身になってアドバイスしてくれるお店が多いんです。

まずは基本的なマナーと会話のコツを意識して、あなたらしい接客スタイルを見つけていってくださいね。きっと、あなたにぴったりの接客スタイルが見つかるはずです♪

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