ラウンジの同伴とは?アフターとの違いやラウンジ嬢のメリットとデメリット

レストランでワインを持ちながら楽しそうに会話する男女

ラウンジでのお仕事を始めてみたけれど、同伴についてよく分からない…そんな悩みを持っている女の子も多いのではないでしょうか。

同伴は、ラウンジ嬢として働く上で大切な接客サービスの一つです。お客さんとの信頼関係を深める機会であると同時に、収入アップにもつながる重要な活動なんです。

でも、きちんとしたマナーや心構えを知らないまま同伴に行くのは不安ですよね。

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この記事では、同伴の基本的な知識から、気をつけるべきポイント、マナーまで分かりやすく解説していきます。これから同伴を始める子も、すでに経験がある子も、もう一度確認してみましょう。

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もくじ

ラウンジの同伴とは?

夜のレストランでシャンパンで乾杯する男女の手元

同伴は、お客さんとラウンジの営業時間前に店外で時間を過ごすシステムのことです。主にショッピングや食事などを通して、お客さんとの親睦を深める機会として活用されています。

同伴では、普段のラウンジ内での接客とは違って、もっと自然な会話やコミュニケーションを楽しむことができます。お客さんの趣味や興味についてゆっくり話を聞いたり、買い物のアドバイスをしたりと、より深い信頼関係を築くチャンスなんです。

さらに、同伴バックという形で報酬が支給されるため、収入アップにもつながる大切な機会となっています。

ラウンジの「アフター」との違い

同伴と間違えやすいのが「アフター」です。アフターは営業時間後にお客さんと時間を過ごすことですが、同伴とは違う特徴がいくつかあります。

まず、同伴は営業時間前の公式なサービスとして位置づけられていて、事前に約束をして同伴後はお店に来ることが大前提。一方、アフターは来店した時の約束になり、絶対に行かないといけないものではありません。

さらに・・・

アフターにはバックが発生しないのも、大きな違いの一つです。

また、同伴ではショッピングモールやレストランなど、人が多い場所での活動が中心です。時間帯も昼間から夕方が一般的で、安全で快適な環境で過ごせるのが特徴です。

ラウンジの同伴先は高級店が多い

ラウンジには、様々な業界の方や経営者など、社会的地位の高いお客さんが多く来店されます。そのため、同伴先も自然と高級店が選ばれることが多いんです。

お客さんは普段から、有名レストランや高級ブランドショップなど、上質な場所に慣れている方が多いため、同伴でも質の高いサービスを提供する場所を好まれます。高級レストランでの食事やブランドショップでの買い物など、洗練された環境での接客が中心となります。

ラウンジ嬢にも・・・

言葉遣いや立ち振る舞い、ファッションセンスなど、高いレベルが求められますが、これは接客のプロとして成長するチャンスでもあります。

もちろん、お客さんの希望や好みによっては、カジュアルな場所での同伴もありますので、柔軟な対応を心がけましょう。

ラウンジ嬢が同伴するメリット

グレーの背景の前でピースサインとOKサインをするドレス姿の女性3人

同伴には、ラウンジ嬢にとって嬉しいメリットがたくさんあります。

お店での接客とはまた違った形で、お客さんとの絆を深めることができ、さらには収入アップにもつながるんです。

同伴バックでお給料が上がる

同伴の大きなメリットの一つが、同伴バックと呼ばれる報酬です。同伴1回につき2,000円から3,000円の同伴バックが支給されるのが一般的です。

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同伴バックの金額は、お店によって異なりますが、高級ラウンジでは更に高額な設定になっていることが多いです。

さらに、同伴後にお客さんがお店に来店してくれるので、通常の指名バックに加えて売上も期待できます。このように、同伴は安定した収入を得るための重要な機会となっています。

お客さんとの関係が深まる

同伴を通じて、お客さんともっと仲良くなれるのも大きなメリットです。ラウンジ内での限られた時間とは違い、ゆっくりとコミュニケーションを取ることができます。

お買い物では、お客さんの好みや趣味を知ることができますし、食事では、お仕事の話や将来の夢など、より深い会話を楽しむことができます。

こうした時間を共有することで、お客さんからの信頼も高まり、常連になってくれる可能性も上がります。

接客スキルが磨ける

同伴は、プロのラウンジ嬢として成長できる貴重な機会です。高級レストランでのテーブルマナーや、ブランドショップでの立ち振る舞いなど、様々なシーンでの対応力が身につきます。

お客さんの要望に合わせて柔軟に対応する力や、場の空気を読む力も自然と養われていきます。

例えば・・・

レストランでは他のお客さんの目を気にしながら適度な声量で会話を楽しんだり、ショッピング時には相手の好みを見極めながら商品を提案したりと、細やかな気配りの技術も磨かれます。

また、様々な職業や立場のお客さんと接することで、幅広い話題に対応できる会話力も身についていきます。ビジネスの話から、文化、芸術、時事問題まで、知識の幅も自然と広がっていくのも同伴ならではの特徴です。

これらのスキルは、ラウンジでの接客に活かせるだけでなく、将来的なキャリアにもプラスになります。

売れっ子ラウンジ嬢として見られる

同伴は、ラウンジ嬢としての人気度を表す一つの指標にもなります。日中から同伴の予定が入っているラウンジ嬢は、お店の中でも信頼されている証として見られることが多いんです。

他のラウンジ嬢からも、「あの子は同伴が多いね」「お客さんからの信頼が厚いんだね」と評価されることで、お店での立場も自然と上がっていきます。新人の子から同伴について相談されたり、黒服(ボーイ)からも頼られる存在になったりと、嬉しい変化を感じることができます。

また、同伴をしているラウンジ嬢は、お客さんからも「人気がある子」として注目されます。「あの子は予定が埋まっているね」という評判は、新しいお客さんからの指名にもつながりやすく、さらなる売上アップも期待できます。

特に、同伴から戻ってきた時は、お客さんとの会話も弾みやすく、その日の営業でも良い流れを作りやすいんです。

お店によっては・・・

同伴本数を競うレースなどを行っているお店もあり、同伴が多いと人気ラウンジ嬢としてお店のSNSなどでアピールできるチャンスも。これは新規のお客さんを呼び込む上でも、重要なポイントとなっています。

プライベートの充実にもつながる

同伴では、普段なかなか行けないような高級レストランや、一流ブランドショップに行く機会が増えます。お客さんと一緒に高級な場所に行くことで、自分自身の見聞も広がり、新しい経験を積むことができます。

例えば・・・

例えば、一流レストランでは最新のトレンドや、旬の食材について知ることができますし、ブランドショップでは最新のファッションや、コーディネートのテクニックを学べます。

これらの経験は、自分磨きにもつながりますし、ファッションや美容に関する知識も自然と身についていきます。

また、お客さんとの会話を通じて、ビジネスの話や、社会情勢、文化的な話題など、様々な分野の情報に触れることができます。この知識は、プライベートでの会話の幅を広げたり、自分自身の教養を深めたりするのに役立ちます。

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ラウンジ嬢が同伴するデメリット

水色の背景の前で何かを考える黄色いワンピースの女性

同伴には素敵なメリットがたくさんありますが、一方でデメリットもあります。

事前に知っておくことで、より安全に楽しく同伴を行うことができます。

同伴はリスクもある

同伴中は、ラウンジの外でお客さんと二人きりになることも多いため、安全面での注意が必要です。

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たとえ普段から仲の良いお客さんでも、店外では予期せぬトラブルが起きる可能性があります。

特に初めての同伴のお客さんの場合は、事前に黒服(ボーイ)と相談して、お客さんの人となりや同伴場所の安全性をしっかり確認することが大切です。

また、緊急時の連絡手段を確保したり、定期的に黒服(ボーイ)に状況報告をしたりするなど、細かな対策も欠かせません。

場所選びも重要なポイントです。人通りが少ない場所は避け、明るく人目のある場所を選ぶようにしましょう。また、移動時は必ずタクシーを使うなど、安全な手段を選ぶことも大切です。

些細な違和感も見逃さず、身の危険を感じた時は、すぐに黒服(ボーイ)に連絡を取れる体制を整えておきましょう。

体力的な負担が大きい

同伴は通常、2~3時間ほど続くため、体力的な負担も気になるポイントです。特に、ショッピングでたくさん歩いたり、食事の後すぐにお店の営業が始まったりすると、疲れが出やすくなります。

また、前日にお酒を飲みすぎて二日酔いの時などは、特に体力的な負担を強く感じます。お客さんの前では笑顔で接客しなければいけないのに、体調が優れないのはとても辛いものです。

そのため、同伴の前日は、深酒を控えめにするなど、体調管理には特に気を配る必要があります。

同伴で・・・

長時間の立ち歩きや、お客さんのペースに合わせ続けることで、想像以上に疲労が蓄積します。休憩を取りにくいことも多いので、同伴の予定が入っている日は、事前にしっかり休息を取り、体調を整えておくことが大切です。

プライベートな時間が減る

同伴が増えると、必然的に自分の時間が減ってしまうというデメリットがあります。

特に人気のラウンジ嬢は、同伴の予定が立て込みやすく、自分の予定を組みにくくなることも。

友達との約束や、美容院、習い事などの時間確保が難しくなる可能性があるので、スケジュール管理は慎重に行う必要があります。また、同伴後は疲れて家で休みたくなることも多く、プライベートの予定を入れづらくなります。

特に、週末の同伴が多くなると、友人や家族との時間が取りにくくなり、人間関係に影響が出ることも。

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同伴による収入増と、プライベートの充実のバランスを上手く取ることが、長く続けるためのコツとなりますよ

お店より緊張感が増す

同伴では、ラウンジ内とは異なり、周囲の目を気にする必要があり、より大きな緊張感が伴います。

店内では黒服(ボーイ)がいつでもサポートしてくれる環境ですが、外での接客は全て自分で判断しなければいけません。

特に・・・

高級レストランやブランドショップでは、周りのお客様の目も気になりますし、お店のスタッフとのやり取りも必要です。テーブルマナーや立ち振る舞いなど、細かな部分まで気を配らなければならず、常に緊張感が続きます。

また、天候や交通状況など、予期せぬ事態への対応も全て自分で判断する必要があります。この精神的なプレッシャーは、店内での接客以上に大きなストレスとなることがあります。

そのため、同伴に慣れるまでは、短時間から始めるなど、段階的に経験を積んでいくことをおすすめします。

ラウンジの同伴で良く行く場所

高級レストランの店内

同伴先の選び方は、お客さんの希望や予算によって様々です。ショッピングや食事、ゴルフなど、お客さんの興味に合わせて楽しめる場所を選びましょう。どの場所を選ぶにしても、安全で快適に過ごせる場所を選ぶことが大切です。

黒服(ボーイ)に相談しながら、適切な場所を決めていきましょう。

ショッピング

ショッピングは同伴の定番の過ごし方です。多くのお客さんは、ラウンジ嬢のファッションセンスを頼りにしています。

デパートやブランドショップでは、お客さんの好みを聞きながら、似合う服や小物を提案します。ショッピングを通じて、お客さんの趣味や嗜好も自然と分かってきますよ。

買い物の際は、他のお客さんの目も気にする必要があります。派手すぎる行動は控えめにして、周りの迷惑にならないよう気を配りましょう。また、長時間の移動で疲れすぎないよう、コースは事前に考えておくと安心です。

食事

ランチやディナーなど、食事も人気の同伴メニューです。高級レストランから、カジュアルなカフェまで、お客さんの希望に合わせて様々な場所で食事を楽しめます。

食事中は、会話を楽しむ絶好の機会。お客さんの話に耳を傾けながら、自然な会話を心がけましょう。

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ただし、お酒が出る場合は、夜の営業に影響が出ないよう、適度な量に抑えることが大切です。

ゴルフ

ゴルフは、上級者のお客さんに特に人気の同伴メニューです。ゴルフ場やゴルフ練習場で、充実した時間を過ごすことができます。

ゴルフ経験のないラウンジ嬢でも、練習場でレッスンを受けながら楽しむことができます。お客さんに教えてもらいながらショットを打つことで、自然と会話も弾みますよ。また、スポーツを通じてお客さんの新しい一面を知ることもできます。

ただし、ゴルフウェアのドレスコードや、ゴルフ場でのマナーには気を付ける必要があります。初めて行く場合は、黒服(ボーイ)に事前に確認して、必要な準備をしておきましょう。

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ラウンジの同伴あるある

街中で携帯を見てほほ笑む女性

ラウンジの同伴は富裕層も多く、ラウンジならではの同伴のエピソードも存在しています。

ここでは、多くのラウンジ嬢が経験する「あるある」をご紹介します。

急な同伴のお誘いがある

お客さんからの同伴のお誘いは、急なケースも少なくありません。

「取引先との会食がキャンセルになった」「高級レストランを予約していたけど、一緒に行く人が行けなくなった」など、予定の変更によるお誘いがよくあります。

このような急なお誘いの場合は、その日の予約状況や他の指名客との兼ね合いを必ず確認しましょう。また、突然の予定変更に対応できるよう、ある程度融通の利く服装で出勤するのも一つの工夫です。

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違うお客さんの行きつけが同じ場合もある

高級店では、複数のお客さんの行きつけが同じお店というケースも珍しくありません。その場合、以前に別のお客さんと行ったことがあることは、決して話さないようにしましょう。

お店の雰囲気や料理の感想を求められた時は・・・

「評判の良いお店ですよね」など、一般的な話題に留めることが賢明です。

それぞれのお客さんにとって、特別な場所として大切にされているお店なので、慎重な対応が必要です。

同伴のお礼としてプレゼントをもらう

同伴後に、お客さんからプレゼントをいただくことがあります。ただし、高価なプレゼントは、後々トラブルの原因になる可能性もあるので注意が必要です。

特に、ブランド品などの高額な品物は、「お気持ちだけで十分です」「ご一緒できただけで嬉しいです」など、丁寧にお断りする言葉を準備しておくと安心です。

しかし・・・

せっかく準備してくれたプレゼントを断るのも失礼にあたるので、一度は謙遜するものの受け取った法が無難。「次回以降は同伴してくれるだけで嬉しいですよ」とフォローするのも大切です。

同伴はあくまでもお仕事の一環。節度ある対応を心がけましょう。

お客さんが同伴に間に合わない

同伴当日、お客さんから「仕事が長引いてしまって…」「出張先から戻れなくて…」など、遅刻の連絡が入ることは珍しくありません。特にお昼の同伴では、お客さんの仕事の状況によって予定通りに来られないことも。

このような場合は、まずお客さんと直接連絡を取り、到着予定時刻を確認します。レストランの予約時間に間に合わない場合は、ラウンジ嬢自身で予約時間の変更を行う必要があります。

同伴先だけではなく・・・

同伴後のお店の営業に影響が出る可能性もあるため、変更した時間は必ず黒服(ボーイ)に報告しましょう。特に、遅れが大きい場合は、その日の指名予定に支障が出ないか確認が必要です。

お客さんには焦らないよう気遣いの言葉を伝えつつ、お店との連携も忘れずに行うことが大切です。

ラウンジ嬢が同伴の時に知っておくべきマナー

フルコース用のカトラリーが並んだテーブル

同伴では、お店の看板として外に出るため、基本的なマナーをしっかり身につけておく必要があります。服装や振る舞い、時間の管理など、細かな気配りが求められます。

特に高級店での食事やショッピングの際は、周りの目も気になるので、品のある立ち居振る舞いを心がけましょう。

TPOをわきまえた服装で行く

同伴時の服装は、行き先や時間帯によって適切に選ぶ必要があります。派手すぎる服装は避け、清潔感があり上品な装いを心がけましょう。

高級レストランに行く場合は、ドレスコードに合わせた服装を選びます。ミニスカートやデコルテが深すぎる服は避け、シンプルでエレガントなコーディネートがおすすめです。ヒールの高さも、長時間歩いても疲れない程度のものを選びましょう。

また、ショッピングの際は歩きやすい服装を。バッグも大きすぎないものを選び、身だしなみは細部まで気を配ることが大切です。

テーブルマナーは完璧にしておく

高級レストランでの食事の際は、基本的なテーブルマナーの習得が必須です。ナプキンの使い方、カトラリーの持ち方、食べ方など、基本的なマナーはしっかり覚えておきましょう。

特に・・・

フルコースの場合は特に注意が必要です。前菜からデザートまで、料理に合わせたカトラリーの使い方を理解しておきましょう。また、ワインやシャンパンのマナーも重要です。グラスの持ち方、乾杯の順番、会話のタイミングなど、細かい部分まで気を配ります。

分からないことがあれば、事前に黒服(ボーイ)に相談したり、動画で勉強したりしておくと安心です。また、高級レストランでよく出てくる料理の名前や、食材の知識を増やしておくと、お客さんとの会話も弾みやすくなります。

約束の10分前には到着する

時間厳守は、プロのラウンジ嬢として最も大切なマナーの一つです。同伴の待ち合わせ時間には、必ず10分前には到着するようにしましょう。

早めに到着することで、身だしなみを整えたり、周囲の状況を確認したりする時間的余裕が生まれます。

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特に初めて行く場所の場合は、15分前を目安に到着すると安心です。道に迷った時の対応や、お店の場所確認にも余裕を持てます。

また、交通機関の遅延なども考慮して、時間に余裕を持った行動計画を立てることが大切です。万が一遅れそうな場合は、すぐにお客さんに連絡を入れ、適切な対応を取れるようにしましょう。

しっかりお礼を伝える

同伴が終わった後は、お客さんにきちんとお礼を伝えることが大切です。ただ「ありがとうございました」と言うだけでなく、具体的な感想を添えると、より心のこもったお礼になります。

例えば・・・

「素敵なレストランに連れて行っていただき、ありがとうございました」「お料理の話、とても勉強になりました」など、同伴中の印象的な出来事に触れながらお礼を伝えましょう。また、「今度のお店でのお酒も楽しみにしています」など、次回につながる言葉を添えるのも効果的です。

ただし、お礼の言葉は丁寧すぎず、自然な感じで伝えることがポイントです。この時の会話が、その後のお店での営業にも良い影響を与えることが多いので、最後まで気を抜かずに対応しましょう。

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ラウンジ嬢が同伴に誘う時は注意が必要

オレンジの背景に置かれた3つの吹き出し

同伴にお客さんを誘う時は、タイミングや言葉選びが大切です。特に、相手の様子を見ながら、自然な流れで誘うことを心がけましょう。

また、場所や時間についても、お客さんの希望を第一に考え、無理のない提案をすることが重要です。黒服(ボーイ)にも相談しながら、安全で楽しい同伴を計画しましょう。

指名のお客さんを誘うようにする

同伴は、指名してくれているお客さんに声をかけるのが基本です。信頼関係ができているお客さんなら、安心して楽しい時間を過ごせるだけでなく、その後のお店での関係も深まります。

初めての指名は・・・

まだお客さんにとってもキャバ嬢を理解しておらず、営業が強い女性と思われてしまいがち。その為、すぐに同伴の話を持ち出すのは避けましょう。まずは何度か指名をいただいて、お客さんの人となりや趣味、仕事の様子などをよく理解してから誘うのがベストです。

また、同伴の話を切り出す時は、お客さんの興味がありそうな場所や、旬の話題を交えて自然に提案するのがコツです。「今度オープンしたレストランが素敵なんです」「この季節限定のコースが評判なんです」など、具体的な提案を交えて誘うと、お客さんも興味を持ちやすいでしょう。

同伴が長くなりすぎると負担になる

同伴の時間は、適度な長さに収めることが大切です。長すぎる同伴は、お互いに体力的な負担になってしまいますし、その後のお店での営業にも影響が出てしまいます。

一般的な同伴は2~3時間程度が目安です。この時間を基準に、スケジュールを組むようにしましょう。

同伴は・・・

あくまでも来店に繋げる為の営業方法。出勤時間に支障が出ないよう、終了時間には余裕を持たせることが重要です。

また、同じ場所に長居するのも避けましょう。レストランでの食事なら、コースの時間に合わせて自然な流れで切り上げられますし、ショッピングなら、2~3店舗を回る程度が適度です。

お客さんの様子を見ながら、楽しい思い出として残る、ちょうど良い時間で終われるよう心がけましょう。

時期や予算を考慮して誘う

お客さんの予算や、時期を考慮して同伴を提案することは、とても大切なポイントです。月末や月初めは経費の使いやすい時期ですし、季節のイベントに合わせた誘い方もおすすめです。

同伴の誘い方の例

・季節感を交えた同伴の誘い方
「桜の季節には、あのレストランからお花見ができるんです」「夏の暑い時期は、ホテルでアフタヌーンティーなんていかがですか?」など、季節感のある具体的な提案をすると、お客さんも興味を持ちやすいでしょう。

・トレンドを交えた同伴の誘い方
「今度オープンする話題のレストラン、もう予約されましたか?」「最近人気のあのお店、実は個室がとても素敵なんです」といった具合に、お客さんの興味を引く話題から自然に同伴の話につなげていきましょう。

予算については、直接的な確認は避け、お店の特徴や雰囲気を説明する中で、さりげなく価格帯も伝えるのがスマートです。

無理な誘いは避ける

同伴への誘い方で最も大切なのは、お客さんのペースを尊重することです。断られた時に、しつこく誘うのは絶対に避けましょう。お客さんには仕事や予定もあるので、相手の状況を理解することが大切です。

「今度またご都合の良い時に」といった感じで、柔軟な対応を心がけましょう。無理に誘って、お客さんに負担を感じさせてしまうと、かえって関係性が悪くなってしまう可能性もあります。

また・・・

お客さんの様子や会話から、同伴に興味がなさそうな場合は、話題に出すのを控えめにします。例えば、「家族との時間を大切にしている」といった話をされた時は、同伴の誘いを控えるのが賢明です。

自然な流れで話題を出せる時を待ち、お客さんが「行ってみたいな」と思えるような提案ができるタイミングを見極めることが、プロのラウンジ嬢としての技術です。

お店の予定は必ず確認

同伴の約束を取る前に、お店の予定を必ず確認することが大切です。同伴の回数に上限は設けられていないものの、その日の営業に影響が出ないよう、慎重に調整する必要があります。

特に・・・

気を付けたいのが、同伴後の営業時間での案内状況です。同伴が終わってお客さんと一緒にお店に戻っても、VIPルームが満席だったり、他の指名のお客さんと時間が重なっていたりすると、案内ができない可能性があります。せっかくの同伴が、お客さんの不満につながってしまうことも。

そのため、同伴の予定を入れる前には、必ず黒服(ボーイ)と相談して、その日の予約状況や、VIPルームの空き状況を確認しましょう。

また、同伴後に来店予定の指名のお客さんがいないかどうかも、しっかりチェックすることが大切です。お客さんに気持ちよく過ごしていただくためにも、営業面での調整は念入りに行いましょう。

ラウンジ嬢が同伴を断るのはルール違反?

ピンクの背景の前で口を押えて驚く女性

同伴を断ることは、基本的にはラウンジ嬢の判断に任されています。

しかし、せっかくのお誘いを断る時は、その理由や伝え方に気を配ることが大切です。

基本的にはラウンジ嬢の判断に委ねられる

同伴の承諾や拒否は、原則としてラウンジ嬢自身が決められます。特に、安全面で不安を感じる場合は、はっきりと断る勇気も必要です。

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初めて指名されたお客さんや、態度が気になるお客さんからの誘いは、黒服(ボーイ)に相談してからの判断がおすすめです。お店としても、ラウンジ嬢の安全を第一に考えているので、正直に相談しましょう。

また、体調不良や私用がある場合も、丁寧に説明して断ることができます。ただし、嘘の理由を述べるのは避け、誠実な対応を心がけましょう。

断り続けるのは信頼関係を失う

同じお客さんの同伴を何度も断り続けると、せっかくの信頼関係が崩れてしまう可能性があります。特に、いつも指名してくれる大切なお客さんの場合は要注意です。

断る時は、「今度は○○に行きたいですね」など、次回の具体的な提案を交えて話すことで、前向きな対応を示しましょう。また、別の日を提案したり、お店での指名を楽しみにしていることを伝えたりと、関係性を大切にする姿勢を見せることが重要です。

お客さんとの信頼関係は一朝一夕には築けないもの。特に、高級ラウンジでは長期的な付き合いになることも多いので、断る時も丁寧な対応を心がけましょう。

同伴を断る時は言葉選びに気を付ける

同伴を断る時の言葉選びや態度で、お客さんの印象は大きく変わります。感謝の気持ちを込めて、丁寧に説明することを心がけましょう。

同伴を断るときは・・・

「せっかくお誘いいただいて申し訳ございません」と謝罪の言葉を添えた後に、具体的な理由を説明します。その際、言い訳がましくならないよう注意が必要です。また、「また機会がありましたら、ぜひお誘いください」と前向きな言葉を添えることで、お客さんの気持ちにも配慮を示せます。

特に、いつも指名してくれるお客さんの場合は、より丁寧な対応を心がけましょう。お店での再会を楽しみにしている気持ちも伝えることで、関係性を保つことができます。

曖昧な理由で断るのはマナー違反

断る理由は、分かりやすく誠実に伝えることが重要です。「予定が入っている」「体調を崩している」など、具体的な理由を説明しましょう。

ただし、必要以上にプライベートな事情を詳しく話す必要はありません。適度な距離感を保ちながら、お客さんが理解しやすい説明を心がけましょう。例えば、「ご家族との予定があるため」「美容院の予約が入っているため」など、一般的な理由で十分です。

絶対に・・・

嘘の理由を述べるのは避けましょう。後でお客さんに嘘がバレてしまうと、信頼関係が大きく損なわれる可能性があります。

同伴ノルマがあるラウンジもある

お店によっては、月に数回の同伴をノルマとして設定しているところもあります。その場合は、お店のルールに従いながら、無理のない範囲で同伴を行うようにしましょう。

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ただし、ノルマがあるからといって、危険を感じる同伴は絶対に断る権利があります。安全面での不安がある時は、必ず黒服(ボーイ)に相談して、適切なアドバイスをもらいましょう。

また、ノルマを達成するために無理な同伴を重ねると、体調を崩したり、プライベートが充実しなくなったりする可能性も。長く続けられる働き方を考えながら、計画的に同伴を組み立てていくことが大切です。

まとめ:ラウンジの同伴とは給料アップの手段!ラウンジ嬢のメリットやデメリットをしっかり知って判断しよう♡

バーで楽しそうに話す男女

同伴は、ラウンジ嬢にとって大切な収入源であると同時に、お客さんとの関係をより深める素敵な機会です。同伴バックがあるお店では、頑張りがそのまま収入に反映されるため、仕事のモチベーションも自然と上がります。

一方で、同伴やアフターを強制しないお店も増えてきています。ラウンジ嬢の意思を尊重し、店内での接客を中心に営業しているお店を選ぶこともできます。

ナイトワーク専門求人サイト「体入ドットコム」では、安心・安全の基準をクリアしたラウンジの求人が数多く掲載されています。

同伴バックや同伴やアフターを強制しないお店以外にも、自分の働き方に合ったお店を選ぶことができますよ♪自分にあった条件のラウンジを選ぶ事で長く楽しく続けられる環境が見つかるはずです。

ぜひ、この記事で紹介したポイントを参考に、安全で楽しい同伴ライフを送ってください。同伴を通じて、お客さんとの絆も深まり、プロのラウンジ嬢としての成長にもつながっていきますよ♪

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