キャバクラで働いていると「タク代」という言葉を耳にすることがありますよね。先輩キャバ嬢が「昨日タク代もらっちゃった」と嬉しそうに話している姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。タク代とは、お客さんからいただく帰りの交通費のことで、ナイトワーク特有の習慣です。
でも、初めてキャバクラで働く人にとっては「どんなときに貰えるの?」「どれくらいの金額?」「貰っても大丈夫なの?」など、分からないことばかりですよね。タク代について正しく理解していないと、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
この記事では、キャバクラにおけるタク代の基本から、貰えるタイミング、法律的な問題、正しい対応方法まで詳しく解説していきます。タク代について知っておくことで、お客さんとの関係もスムーズになりますよ。
キャバクラなどで使われる「タク代」とは?

タク代とは、お客さんがキャバ嬢に渡す帰りの交通費のことです。主にアフターや店外デートの後、お店を出た後に「帰りのタクシー代だよ」と言って現金を渡してくれます。金額はお客さんによって様々です。
タク代という名前ですが、必ずしもタクシーで帰る必要はありません。電車やバスで帰る人もいますし、実際の交通費より多めに渡されることも珍しくないんです。お客さんにとっては「ありがとう」という気持ちを込めた心付けのような意味合いもあります。
遠方から来ているキャバ嬢や、終電を逃してしまった場合などに、お客さんが気を遣って渡してくれることが多いです。距離や時間帯によって金額が変わることもあり、深夜になればなるほど多めに渡してくれる傾向があります。
タク代とは必ず貰えるものではない!
タク代について誤解している人が意外と多いのですが、タク代は絶対に貰える権利ではありません。あくまでお客さんの善意で渡されるものなので、期待しすぎると後でガッカリしてしまうこともあります。
アフターや店外デートをしたからといって、必ずタク代を貰えるわけではないんです。お客さんによっては「楽しい時間を過ごせただけで満足」という考えの人もいますし、金銭的な余裕がない場合もあります。また、お客さんとの関係性や、その日の雰囲気によっても変わってきます。
タク代を期待して行動するのは避けるべきです。「タク代くれなかったからつまらない」という態度を見せてしまうと、お客さんとの関係が悪くなってしまいます。タク代を貰えたらラッキーくらいの気持ちでいる方が、精神的にも楽ですよ。
中には「タク代目当てで店外に誘ってくる」と思われないように、あえて渡さないお客さんもいます。本当にあなたとの時間を楽しみたいお客さんほど、最初はタク代を渡さないこともあるんです。関係性が深まってから、自然と渡してくれるようになることも多いので、焦らず信頼関係を築いていくことが大切です。
また、新人のうちは貰いにくい傾向もあります。お客さんとの信頼関係ができて、何度か店外で会うようになってから初めて渡されることも珍しくありません。
タク代の相場はどれくらい?
一般的なタク代の相場は、5千円から1万円程度です。ただし、時間帯や距離、お客さんとの関係性によって金額は変わってきます。深夜のアフター後であれば1万円以上、昼間の短時間デート後なら3千円から5千円程度というのが目安です。
地域によっても相場は異なります。東京や大阪などの都市部では比較的高めで、地方都市では少し低めになる傾向があります。また、高級店で働いている場合は、タク代の金額も高くなることが多いですね。
相場を知っておくことは大切ですが、金額にこだわりすぎないことも重要です。5千円でも1万円でも、お客さんの気持ちに変わりはありません。感謝の気持ちを持って受け取ることが、何より大切ですよ。

キャバクラで貰うタク代は違法?

結論から言うと、タク代を貰うこと自体は違法ではありません。タク代は単なる交通費の補助という形なので、法律的に問題はないんです。お客さんが好意で渡してくれるものですし、売春などの違法行為に対する対価ではないため、安心して受け取って大丈夫ですよ。
ただし、気をつけなければいけないのは税金の問題です。タク代も収入の一部とみなされる可能性があるため、確定申告の際には注意が必要になります。これについては後ほど詳しく説明しますね。
お店によってはタク代の受け取りを禁止しているところもあります。これはお店のルールの問題であって、法律的に禁止されているわけではありません。お店側が「トラブル防止のため」や「管理の都合上」といった理由で禁止している場合があるので、働く前に必ず確認しておきましょう。
もし禁止されているお店で働いているなら、こっそり貰ってしまうとお店とのトラブルになる可能性があります。最悪の場合、罰金やクビになることもあるので、お店のルールは必ず守るようにしてください。逆に、タク代の受け取りが認められているお店なら、お客さんの好意を素直に受け取って問題ありません。
タク代が貰えるタイミング

タク代を貰えるタイミングは主に次の2つのシーンです。
- アフターに付き合った場合
- 店外デートをした場合
それぞれのシーンについて、詳しく見ていきましょう。
アフターに付き合った場合
アフターとは、お店が閉店した後にお客さんと一緒に食事や飲みに行くことです。このアフターの後に、タク代を渡されるケースが最も多いといわれています。深夜から明け方にかけての時間帯なので、お客さんも「安全に帰ってほしい」という気持ちから渡してくれることが多いんです。
アフターでタク代を貰えるかどうかは、その日の雰囲気やお客さんとの関係性によって変わります。楽しい時間を過ごせて、お客さんの満足度が高ければ高いほど、タク代を渡してくれる可能性は上がります。逆に、義務的にアフターに付き合っているような態度だと、貰えないこともあります。
アフターの別れ際、お店の外やタクシーに乗る直前に「はい、気をつけて帰ってね」と言って渡されることが一般的です。スマートに受け取って、きちんと感謝の気持ちを伝えることが大切ですよ。
店外デートをした場合
店外デートとは、お店の営業時間外にお客さんと会うことで、ランチデートや買い物、カラオケなど様々なパターンがあります。店外デートの後も、タク代を貰えることが多いシーンの一つです。
長時間のデートや、お客さんが遠方まで来てくれた場合は多めに貰えることもあります。また、何度も店外デートを重ねて関係性が深まっている場合は、定期的にタク代を渡してくれるお客さんもいるんです。
デート中にお客さんが食事代や買い物代をすべて出してくれた上に、さらにタク代までくれることもあります。ただし、これはお客さんの経済状況や性格によるので、期待しすぎないことが大切です。感謝の気持ちを持ちながら、自然体で接することが長く良い関係を保つ秘訣ですよ。
キャバクラでタク代をくれるお客さんの特徴

タク代を渡してくれるお客さんには、いくつかの共通点があります。
- お店でもお金を使ってくれる人
- 飲みなれている人
それぞれの特徴について解説していきます。
お店でもお金を使ってくれる人
お店でシャンパンやボトルを入れてくれるお客さんは、店外でもタク代を渡してくれる傾向があります。これは単純に経済的な余裕があるからというだけでなく、キャバ嬢に対して感謝の気持ちを形で表したいという考えを持っているからです。
お店での使い方を見れば、ある程度タク代を貰えるかどうかの予測ができます。毎回しっかりとお金を使ってくれて、黒服(ボーイ)やキャバ嬢に対しても気前がいいお客さんは、店外でも同じように振る舞ってくれることが多いんです。
逆に、お店ではあまりお金を使わないけれど、店外では気前よくタク代をくれるお客さんもいます。お店の雰囲気が苦手で最低限の利用にとどめているけれど、個人的にはあなたを大切に思っているというケースです。お客さん一人ひとりの性格や価値観をしっかり理解することが大切ですよ。
飲みなれている人
夜の街に慣れているお客さんは、タク代を渡すことが当たり前のマナーだと理解しています。何軒ものキャバクラやラウンジに通っている人は、タク代の習慣を知っているので、スマートに渡してくれることが多いんです。
こういったお客さんは、渡すタイミングや金額の相場も心得ています。別れ際にさりげなく「はい、これで帰って」と言って渡してくれるので、受け取る方も気まずい思いをせずに済みます。変に気を遣わせることもありません。
反対に、初めてキャバクラに来たようなお客さんや、あまり夜遊びをしない真面目なタイプの人は、タク代の習慣を知らないことも多いです。そういった場合は、期待せずに楽しい時間を過ごすことだけを考えましょう。無理に催促するようなことは絶対にしてはいけませんよ。
タク代を貰ったときの正しい対応は?

タク代を貰ったときの対応次第で、お客さんとの関係性が変わってきます。
- 感謝の気持ちをきちんと伝える
- 後日お礼の連絡をする
- 次回お店で特別な接客を心がける
それぞれの対応方法について詳しく見ていきましょう。
感謝の気持ちをきちんと伝える
タク代を貰ったら、その場で必ず感謝の言葉を伝えましょう。「ありがとうございます」という一言だけでなく、「こんなに気を遣っていただいて嬉しいです」「おかげで安心して帰れます」など、具体的な感謝の気持ちを言葉にすることが大切です。
笑顔で受け取ることも重要なポイントです。恥ずかしがって目を合わせなかったり、無表情で受け取ったりすると、お客さんも「喜んでもらえなかったかな」と不安になってしまいます。明るく「ありがとうございます」と言いながら、しっかりと目を見て感謝を伝えましょう。
受け取り方にも気をつけたいところです。お金を雑に扱ったり、確認するように広げて見たりするのはマナー違反です。丁寧に両手で受け取って、すぐにバッグにしまうのがスマートですよ。金額を確認するのは、お客さんと別れた後にしましょう。
ただし、あまりにも大げさに感謝しすぎるのも考えものです。「こんなにたくさん」「絶対受け取れません」などと遠慮しすぎると、お客さんも困ってしまいます。スマートに受け取って、自然な感謝の気持ちを伝えることが一番ですね。
後日お礼の連絡をする
タク代を貰った翌日には、必ず連絡してお礼を伝えましょう。「昨日はありがとうございました」「おかげで無事に帰れました」といった簡単なメッセージでも構いません。この一手間があるかないかで、お客さんからの印象が大きく変わります。
連絡するタイミングは翌日の昼から夕方がベストです。あまり早すぎても遅すぎても良くないので、お客さんが仕事を終えて一息ついているような時間帯を狙いましょう。「昨日は楽しかったです」という内容と一緒に、タク代へのお礼も添えると自然ですね。
写真を撮っていたなら、その写真を送りながらお礼を言うのも効果的です。「昨日の写真見返して楽しかった思い出が蘇りました」のように、具体的なエピソードを交えると、より心のこもったお礼になりますよ。
次回お店で特別な接客を心がける
タク代を貰ったお客さんが次にお店に来てくれたときは、いつも以上に丁寧な接客を心がけましょう。タク代をくれたことで、あなたに対する期待値も上がっている可能性があります。その期待に応えられるような接客をすることが、長い関係を築くコツです。
お客さんが来店したら、さりげなく「この間はありがとうございました」と改めてお礼を言うのもいいですね。ただし、他のお客さんがいる前では言わない方が無難です。二人きりになったタイミングや、少し落ち着いた雰囲気のときに伝えましょう。
お客さんの好みをしっかり覚えておくことも大切です。前回の店外デートやアフターでの会話内容を覚えていて、それに関連する話題を振ると「ちゃんと覚えてくれているんだ」と喜んでもらえます。小さなことでも覚えていることを示すと、特別感が出ますよ。
タク代をくれたからといって、必要以上にへりくだる必要はありません。あくまで自然体で、いつもより少し気を遣うくらいのバランスが丁度いいです。お客さんも、対等な関係で楽しく過ごしたいと思っているので、変に気を遣いすぎると逆効果になることもあります。

タク代に関するQ&A

タク代についてよくある質問をまとめました。
- Q1:タク代は収入としてカウントするべき?
- Q2:タク代を断るのは失礼?
- Q3:タク代を貰ったのにタクシーに乗らないのはNG?
それぞれの質問に答えていきます。
Q1:タク代は収入としてカウントするべき?
税金の観点から言えば、タク代も収入の一部として扱われる可能性があります。キャバ嬢の収入は基本給や指名料、同伴料などが中心ですが、お客さんから個人的に貰ったお金も厳密には収入とみなされることがあるんです。
確定申告をする際には、できるだけ正確に申告することが望ましいです。タク代だけでなく、プレゼントや食事代なども含めて、お客さんから受け取ったものはすべて記録しておくと安心ですね。ただし、実際にはタク代を細かく申告している人は少ないのが現状です。
お店によっては、店外での収入について報告を求められることもあります。お店のルールを確認して、必要であれば正直に報告しましょう。隠していて後からバレると、信頼を失う原因になってしまいますよ。
Q2:タク代を断るのは失礼?
基本的には素直に受け取る方が、お客さんの気持ちを尊重することになります。お客さんは好意で渡そうとしているので、断られると「気を悪くしたかな」「受け取ってもらえないなんて」と不安になってしまうことがあります。
お店のルールでタク代の受け取りが禁止されている場合は、正直に説明すべきです。「お店のルールで個人的にお金を受け取ることができないんです」と伝えれば、ほとんどのお客さんは理解してくれます。その代わり、感謝の気持ちはしっかり言葉で伝えましょう。
何度も断り続けると、お客さんも「気を遣わせたくない」と思って距離を置いてしまうこともあります。状況に応じて柔軟に対応することが、良い関係を保つコツですね。
Q3:タク代を貰ったのにタクシーに乗らないのはNG?
タク代を貰ったからといって、必ずタクシーに乗る必要はありません。タク代という名前ですが、実際には「交通費」や「帰りのお手当」という意味合いで渡されることが多いので、電車やバスで帰っても全く問題ないんです。
お客さんの気持ちとしては「安全に帰ってほしい」「ありがとう」という意味で渡しているので、交通手段にこだわっているわけではありません。むしろ、浮いたお金を貯金したり、自分のために使ったりする方が賢い選択ですよね。
ただし、お客さんが見送ってくれている場合は少し注意が必要です。タクシー乗り場まで一緒に行って別れた後に、すぐ電車に乗り換える姿を見られてしまうと、お客さんによっては複雑な気持ちになることもあります。
お客さんと別れた後であれば、どんな交通手段で帰っても自由です。「タクシーで帰ります」と言って貰った場合でも、お客さんと離れてから自分の好きな方法で帰れば大丈夫ですよ。気になる場合は「近くまでタクシーで行って、そこから電車で帰ります」と正直に伝えるのも一つの方法です。
まとめ:タク代はナイトワーク特有のお手当!必ず貰える訳では無いので注意しよう

タク代は、キャバクラなどのナイトワーク特有の習慣で、お客さんの好意によって渡される交通費のことです。アフターや店外デートの後に貰えることが多いですが、必ず貰えるものではないことを理解しておきましょう。
タク代を貰ったときは、感謝の気持ちをしっかり伝えることが大切です。その場でのお礼はもちろん、後日の連絡や次回の接客でも感謝を示すことで、お客さんとの良好な関係が続きます。
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