体入の時にいかに見極められるかが今後に影響する

キャバクラといえば、
- 綺麗になれる
- 指名やシャンパンで稼げる
- SNSなどで有名になれる
など、富と美貌を両方とも手に入れられるイメージが強い仕事。
ですが、本当に「自分がその店で稼げるかどうか」は、キャバクラのコンセプトと自分自身との相性に大きく左右されます。

働いてみないとわからないキャバクラとの相性ですが、キャバクラには「体入」と呼ばれる1日体験入店制度があり、キャバクラとの相性はこの「体入」によって見極める必要があります。
場所・雰囲気・客層などの影響が自分自身の売り上げにもつながるキャバクラは、店舗それぞれの個性を体入で注意深くチェックしなければなりません。

この記事では、キャバクラの体入での注意点やその見極め方をご紹介しています。
体入(体験入店)の時にチェックしておきたいポイント

キャバクラでの体入時の注意点は、「何をどう見ればいいか」というポイントを知っておかなければチェックのしようがありません。
キャバクラでの体入時の主なチェックポイントは、下記の3点にしぼられます。
- 客層
- スタッフたちの対応
- 店内の様子

ここでは、キャバクラ体入時の注意点を細かく分類して解説しています。
身分証の提示を求められたか
従業員が飲酒することもあるキャバクラでは、体入時に女性の年齢の確認をするためなどの目的で、身分証の提示が義務付けられています。
キャバクラでの身分証の提示は法律で定められた義務ですので、お店側が体入希望者に提示を求めるのは当然なのですが、稀に身分証の提示を求めない違法店舗もあります。
違法店は取り締まりの対象にもなるため、こう言った些細な点でも自分に被害が出る前に体入で見極めておかなくてはならない、重要な注意点です。
キャバクラの店長の言動

キャバクラは店長がキャバ嬢やスタッフにどういった対応をしているかで、お店全体の雰囲気が変わります。
そのため、
- 体入時に挨拶するキャバクラの店長がどんな言動をしているか
- 店長の雰囲気の感じはいいか
は非常に重要で、見逃してはならないチェックポイントです。
店長の言動が冷たい、対応が挙動不審であるなどを体入時に感じた場合、そのキャバクラはキャバ嬢の扱いが雑、お店全体がうまく回っていない、店長が強く出れずお客さんの質が悪いなど、マイナス面が多い可能性があります。
大切な注意点として記憶にとどめておくようにしましょう。
コンスタントに来店客が来るか
キャバクラに限らず、接客業では当然ながらお客さんのお支払いからお給料が発生します。
特にお客さんから指名やドリンクなどをいただくことでお給料の金額が変わるキャバクラでは、体入時に客入りを見ておくのも大切なチェックポイントです。
- キャバクラの立地が駅から離れている
- 隠れ家的な雰囲気を大切にしている店舗
- 単純に人気のない店舗
などは必然的に来店客も少ないため、本採用されても稼ぎに期待はできないでしょう。
キャバクラに来店する客層

キャバクラで体入・接客するにあたって、もっとも気になるのが客層ですよね。
どんなキャバクラでもある程度面倒なお客さんはいらっしゃいますが、
- 飲み方が乱暴か
- 輩系の方が多いのか
- セクハラ客の比率はどれくらいか
などは、今後付き合っていくお客さんになりますので、体入時に注意深くチェックしておくべきポイントです。
また、迷惑なお客さんほどお金を落とすことはありません。
そのため、我慢した割に対価が少ないということもありますので、キャバクラへの体入を何店舗かして、なるべく客層がいいと感じられるキャバクラを選ぶのも注意点として挙げられます。
また、お客さんが好む女性の傾向も注意深く見ておくべき点です。
清楚系が好まれる客層なのに体入した女性がギャルですと、最初からハンデがある状態なので本採用されても思うように売り上げが伸びないということもあります。
自分のタイプと客層がマッチしているかは、キャバクラで働く上で注意すべき点です。
キャスト同士の雰囲気
指名数や売り上げなどを競ってキャバ嬢の士気を高めているキャバクラでは、女性同士のいざこざが多いというイメージはどうしてもありますよね。
アットホームを売りにしているキャバクラでも、実情はギスギスして居心地が最悪だったというのもよく聞く話です。
そのためキャバクラの体入時には、
- キャバ嬢同士がどのような雰囲気で会話しているのか
- その場にいないキャバ嬢の陰口をいったりしていないか
などは注意しておくべき点です。
特に体入のキャバ嬢には、立場の弱いキャバ嬢が自分の味方を増やすために他キャバ嬢やお店に対する悪口を多く言ってくる場合も少なくありません。
同じキャバクラで働く先輩の言動は、忘れてはならないチェックポイントです。
男性スタッフ(ボーイ)の対応

店長・キャバ嬢に並び、体入時にはキャバクラの案内係であるボーイの対応もチェックしておきましょう。
わかりやすいチェックポイントとして、ボーイの対応が雑・威圧的なのは要注意。
体入時に受ける印象が悪いだけでなく、キャバクラ全体でキャバ嬢を下に見て雑に扱っている可能性があり、また偉そうな態度は出勤シフトを威圧的に強制してくるケースも考えられます。
キャバクラの体入では、本採用された時に一緒に働くボーイの対応が気持ちいいものかどうかも注意点として目を光らせておきましょう。
店内・バックヤードの清掃が行き届いているか
キャバクラでは、店内の清潔感もお店を推し量る重要なチェックポイントです。
ドイツには「人生の半分は整理整頓である」という有名なことわざもあるほど、行き届いた掃除は人間のメンタルに多大な影響を及ぼします。
バックヤードの掃除が雑な店は、体入時の居心地が悪いだけでなく、キャバクラ全体のモチベーションを表しています。
ものが溢れていたり、衣装が雑に置かれているキャバクラは治安の悪いことが多いので、「体入時に嫌だなと感じたキャバクラでは働かない」ということは、注意点として心に留めておきましょう。

キャバクラ体入でチェックをしやすいのは繁忙期の金曜日

キャバクラの客層・スタッフやキャバ嬢の態度・店内の様子が顕著に現れるのは、最も忙しい金曜日です。
金曜日は体入でチェックしておきたい注意点が大体把握できます。
- 多くの会社が翌日休みのため、様々なお客さnが来店しキャバクラ全体の雰囲気を作る客層がわかる
- 忙しいと人間の本性が現れるため、スタッフの対応やキャバ嬢の性格などがわかる
キャバクラの体入は、「そこが1番予定があけやすい」などと伝え、それとなく金曜日を狙うことがチェックがしやすいポイントです。
